『虎に翼』伊藤沙莉“寅子”、お見合い決意の裏で「登場なしの人物」の名前浮上 「あの人しかいない」の声
15日のNHK朝ドラ『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子がお見合いを決意。するとこの日の放送では“1秒も登場していない人物の名前”がトレンド入り。視聴者から候補として挙がったのは…。
■苦境の中、寅子が決意
女性であることを理由に依頼人から弁護を断られ続け、ついには同性である女性からも断られて大きなショックを受ける寅子(伊藤)。
そんな中、猪爪家へ帰郷の挨拶をしに来た稲(田中真弓)からは「今お抱えになってるものが、女の幸せより大事なものなのかどうか、ここいらで一度振り返ってみてはいかがでしょうか?」と助言され、勤務先である雲野法律事務所の代表・雲野(塚地武雅)からは「まあ…結婚前のご婦人に頼みたいのは弁護よりお酌だろうな」との言葉が。
さらに一足先に法廷に立った久保田(小林涼子)が最近結婚して懐妊していることを知り、偶然再会した花岡(岩田剛典)が婚約者を連れていたことでとどめの一撃を喰らった寅子は、帰宅するなり両親に「私にお見合い相手を探していただけないでしょうか」と土下座で頼み込んだ。
■視聴者「あの人しかいないよ」
寅子が結婚を望む理由は「社会的信頼度、地位を上げる手段」とのことだったが、ネット上では、「あの人しかいないよ」「あの人ほど寅子を理解し、支えられる殿方はいないでしょう」「さぁ、大事なときにはお腹が痛くなるあの人の出番ですよ」と寅子のお見合い相手にふさわしい人物の名前が候補にあがった。
それは猪爪家に下宿していた元書生で、これまでも寅子と息ぴったりな掛け合いをしていた優三。「寅子を理解し弁護士を続けることができてなおかつ愛もある…」「寅子を下に見ず、法曹界に理解があり、何なら寅子の懐刀になり得る稀有な存在」などと推す理由を並べるコメントも。
「寅ちゃん。優三さんが良いよ絶対!!」「優三さーん! 寅子が大変!」「ゆ! う! ぞう!! ゆ! う! ぞう!!」と優三コールが相次ぎ、この日は1秒たりとも登場がなかったにもかかわらず、「優三さん」がXで一時トレンド入りした。
■今後の展開に期待の声
メンタルは弱くとも、優しく誠実な人柄に好感を抱く人が多い優三。
何度も高等試験(司法試験)に落ちた末に法曹への道を諦める決断をした際、それを聞いて落ち込む寅子を逆に慰める姿に「優三さん最高好き」「優三さんと結婚したい…」との声も上がるなど、視聴者の心を鷲掴みしていた。
優三はすでに猪爪家を出ているが、寅子の父・直言(岡部たかし)の工場に住み込みで勤務しており、「これ、お父さんが優三さんを見合い相手として連れてくるんじゃ?」「お父さんの工場にいるっていうのは寅子ちゃんが伴侶探してるのが伝わる距離感」と今後の展開に期待の声も寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)