佐藤輝明の外野コンバートを田尾安志氏が提言 「本当にサードがいいのか…」
田尾安志氏が14日の試合で手痛いエラーをした阪神タイガース・佐藤輝明のコンバートを提言する。
■佐藤選手が手痛いエラー
14日に豊橋市民球場で行われた中日ドラゴンズ対阪神タイガースを振り返った今回の動画。
試合は1点ビハインドの8回裏、中日がノーアウト2塁から田中幹也選手が送りバント。これがキャッチャーゴロとなり、捕手が3塁に送球。タイミングはアウトだったが、佐藤選手が捕球できず、オールセーフに。
このエラーをきっかけに、中日が集中打で逆転。9回は絶対的守護神のライデル・マルティネス投手が抑え、勝利した。
■田尾氏が佐藤選手のエラーに持論
田尾氏は勝負を分けたポイントについて佐藤選手のエラーを挙げる。
そして元中日ドラゴンズの福留孝介氏が、ショートから外野にコンバートされたことで飛躍したことを紹介し「ショートに向いてる人、向いてない人。そういう人がいると思うんですね」と指摘。
続けて「そういう点からすると、去年からずっとサードをやっております佐藤輝明選手。本当にサードが良いのかな、 そういうことを考えさせられる今日のプレイだった」とコメントした。
■サードより外野のほうがいい?
佐藤選手のサード起用を田尾氏は「岡田監督はまだサードで使っていくのかもしれないですけれど、チームのこと、 佐藤輝明選手のことも考えて、サードをこれからも続けていくのが、ベストのやり方なのか。ちょっと考える、曲がり角に来ているかもしれないなって気がする」と疑問視する。
続けて「外野に若い選手がたくさんいることがネック」としたうえで、「ノイジーをサードにすることもできるでしょうし、小野寺のサードを練習させることもできる。そういうことを考えていくと佐藤輝明のポジション、外野のほうが良かったのかなと思いますね」と外野コンバートに言及した。