謎のアーティスト「YOASOBIN」が明らかに似すぎていると話題に これは勘違いしちゃうかも…
現在ネット上では謎のアーティスト「YOASOBIN」が話題に。明らかに似すぎているその名前…。
代表曲『アイドル』でBillboard Global 200において日本のアーティストとして最高位となる7位を獲得したYOASOBI。世界的アーティストである彼らだが…現在ネット上でYOASOBIにそっくりなアーティストがいると話題を呼んでいる。
■YOASOBIにそっくりなアーティスト
ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を楽曲化するプロジェクトから誕生したYOASOBI。1stシングル『夜に駆ける』から始まり、『群青』『祝福』『アイドル』『勇者』など、新曲リリースのたびに国内外で大きな反響を呼んでいる。
「小説を楽曲化」という独特なコンセプトを掲げるアーティストだが、現在ネット上でYOASOBIにそっくりなアーティストがいると話題を呼んでいる。
■明らかに似すぎている楽曲
現在注目を集めているアーティストの名は「YOASOBIN」だ。…うーん、確かにめちゃくちゃ似ている。なんなら検索する際は「N」が付くかどうかの違いしかない。
まぁ似てるのは名前だけだろうと思い、「YOASOBIN」の楽曲一覧を確認してみると「夜を走る」「IDOL」「群青すぎるぜ」の3曲がヒット。…完全にヤってるな、コレは。
3曲とも1分半前後とかなり短め。曲調はYOASOBIと大きく異なりKPOP風、歌手の声の違和感的におそらくAI楽曲であることが想像できた。「夜を走る」「群青すぎるぜ」は流石に勘違いする人は少ないと思うが、「IDOL」はアイキャッチの女性AIイラストに加えてピンクと水色の背景など…明らかに誤タップを誘っている見た目に仕上がっていた。
■フェイクアーティストの可能性
今回話題を読んだ「YOASOBIN」は、おそらくフェイクアーティストと呼ばれる者だろう。フェイクアーティストとは人気歌手や人気楽曲に似たアーティスト名や楽曲を配信することで収益を得ようとする人のこと。スマホで検索する分には誤タップ以外問題ないのだが、スマートスピーカーでの音声検索だとそのまま流れてしまうケースが多いようだ。
ちなみに過去にはKing Gnuの人気曲「白日」に似せたKing Gunの「白目」という曲が話題を呼んだことも。同曲はYouTube上で2万再生を突破しており、誤タップしてしまった人も多いようだ。
もし今後、人気曲をスマートスピーカーで検索する際は流れている曲が本当に自分が聴きたい曲なのかしっかりと確認することをオススメしたい。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)