Xに追加された生成AI「Grok」の値段を勘違いする人続出? じつはChatGPTよりも安い
Xに新たに追加された生成AI「Grok」。価格を勘違いしているユーザーが多いようで…。
Xでは、8日からチャットbot型生成AI「Grok」の利用が可能に。反応の良さから大きな話題を呼んでいたが、値段が理由で敬遠しているユーザーが多い模様。そこで今回はより安く「Grok」を使うための方法を紹介したい。
■新な生成AI「Grok」
先日から利用可能になったチャットbot型生成AI「Grok」は、イーロン・マスク氏が率いる米AI企業の「xAI」が開発するAIだ。使い方はいわゆる「ChatGPT」とほぼ同様で、テキストチャット形式で回答を用意していくれる。
現在公開されているGrok-1.5ではGPT-4レベルのパフォーマンスを誇るとされているが、現状で画像を生成することは不可能。ただ、生成した回答をそのままXで共有できるなど、「ならでは」な機能が搭載されているようだ。
■料金設定を勘違いしているユーザーも
そんなGrokは、Xの有料プラン加入者のみが利用可能なのだが…ここ数年間、Xの改悪が多かったことからか、プレミアムプランに嫌悪感を抱いている人もいる模様。
SNS上では「Grok使うようにするだけで3,580円って高いね」「Grokちょっと使ってみたいなーって思ったけど値段が想像の倍高かったから辞めた」といった声があがっているのだが、料金設定に対して勘違いしているユーザーも。
そこで今回は、Grokを使う上でかかる価格について詳しく紹介していくぞ。
■じつはChatGPTよりも安い
現在、Xにはベーシック、プレミアム、プレミアムプラスの3プランが用意されている。Grokを利用するためにはプレミアムプラン以上に加入している必要がある。上記で紹介した「3,580円」というワードは、プレミアムプラスプランかつアプリ上での契約金額のようだ。
純粋にGrokを利用するだけであれば、プレミアムプランで問題ない。またアプリ版だと1380円だが、ブラウザ版であれば月額980円で契約することが可能だ。
ちなみに、Grokと同程度の能力を持つ「ChatGPT-4」を契約する場合は20ドル(3,120円前後)のため、チャットbot型生成AIで遊びたいだけの場合はGrokを利用するほうがお得と言えるだろう。もちろん、GrokだけでなくXで有用な特典も付くため、この機会に試してみるのもアリかもしれない。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
・合わせて読みたい→優しく褒めてくれるAIチャットくん 「自己肯定感爆上がり」「救われる…」
(文/Sirabee 編集部・北田力也)