「母の日」のプレゼントといえば思い浮かぶアレ 実際に贈る人は少ないと判明
かつては母の日の定番だった贈り物をする人が減る中、そもそも何も贈らないという人も…。
2024年の母の日は5月12日。日頃は伝えられずにいる感謝の気持ちを込めて、少しでも喜んでもらえる贈り物を選びたいところだが…。
■カーネーションを贈る人は1割以下
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で56.6％の人が「母の日にカーネーション以外のものを贈っている」と回答。男女別に見ると、男性は46.9％、女性は66.1％という結果になっている。
また「何も贈らない」という回答は全体の34.5％で、男性だけを見ると42.2％となっており多い印象を受ける。
■花を飾らない義母にはフルーツを
昨今の母の日のプレゼント事情は、どのようになっているのだろうか。
編集部が話を聞いた40代の女性は、「義母は花を育てたり花瓶に飾ったりということをあまり好まないので、カーネーションは贈らないようにしています」と述べた。
そして「毎朝フルーツを食べている」と聞いてからは、母の日にも父の日にも、日頃は買わないような贅沢なフルーツギフトを贈っているそうで、今年はすでに完熟マンゴーを手配済みだという。
■47都道府県の地酒を毎年1本ずつ
毎年恒例の楽しみを贈っているという30代の男性は、「うちは両親ともに日本酒をよく飲むので、全国各地の地酒を取り寄せて贈るようにしています」と述べた。
地酒のプレゼントは実家を出てから始めたそうで、「47都道府県分を制覇できるように元気で長生きしてほしい」という思いも込めているという。息子からのそんな思いを知ったら、きっと喜ぶことだろう。
■美容系・健康系・スイーツなどが人気
母の日が近づくと、店頭に並ぶ鮮やかなカーネーション。しかし、今回の調査では、カーネーションを贈る人は全体の1割にも満たないという結果となった。
ギフトを扱うECサイトなどのランキングを見てみると、上位には鉢植えやアレンジメントフラワー、花束のほかに、美容系のクリームや入浴剤、マッサージ器具、スイーツやフルーツなどが並んでいる。
母の日のプレゼントには、普段はあまり購入しないプチ贅沢なアイテムや食べ物を贈っている人が多いようだ。喜んでくれる顔を想像するだけで、プレゼント選びは楽しくなるもの。いままでプレゼントを贈ってこなかったという人も、今年は考えてみてはいかがだろうか。
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（取材・文／Sirabee 編集部・蒼羽 結）
対象：全国10代～60代男女739名 （有効回答数）
