岡田彰布監督の“3番ノイジー起用”を中西清起氏が疑問視 「機能していない」
阪神タイガース・岡田彰布監督の3番ノイジー起用を中西清起氏が疑問視。「ノイジーはチャンスを作るタイプ」とも分析し…。
■岡田監督が3番にノイジーを起用
阪神の現状についてスタッフは「岡田監督が打順を変えてきたというのがあると思うんですけど、3番にノイジー選手を入れて、6番に森下翔太選手を入れた。これについて、中西さんはどう思いますか」と質問する。
中西氏は「昨年なんかはね、ほぼオーダーは変わらなかったんですけど、岡田監督としてはいかにして点を取っていくか、取れるオーダーにしていくかというところで、オーダーを入れ替えているのでは」と語った。
■岡田監督の意図は?
さらに「3番で得点ではなくて、メイクチャンスをして、5番、6番で得点をしていきたいというところで、森下を6番にしたのでは。ノイジーの状態が良いから3番に持っていったわけではなくて、6番で得点をするために持っていった」と中西氏は分析。
スタッフが「ダブルプレー2つがあったりして、3番にノイジー選手の起用は現状あまり上手く行ってないと思いますが、いかがですか」と質問する。
これに「どちらかというとノイジーはチャンスを作るタイプ。そういう意味で、3番でメイクチャンスをしてほしいという起用ですけど、逆にチャンスを潰す形になった」とコメントした。
■チャンスメイク役で起用?
3番ノイジー選手の起用に中西氏は「首脳陣に意図としてはチャンスメイクをしてほしい。そこが機能していない。ここはオーダーを当然変えてくると思う」と持論を展開。
さらに「昨年のように8番の木浪聖也が出て1、2番がつないでいく形をとれば、3、4番が返していくという攻撃になっていくと思うんですけど、そのへんができていないというのはあるよね。昨年のような状態ではないので、そのへんのオーダーを工夫しているのかなという感じはしますね」と語っていた。
■ファンや評論家も疑問視
ノイジー選手の起用についてはファンや評論家も疑問視する声が多い。
野球評論家の田尾安志氏も自身のYouTubeチャンネルでノイジー選手の起用法について苦言を呈している。
一方で「ノイジーだけに責任を押しつけるのはどうか」「試行錯誤するのは良いことでは」などという意見もある。