友情が破綻してしまう場合も… 約2割が経験する「お金」にまつわるトラブル
お金はなにかと、トラブルのもとになりやすいものではあるが…。
人とのお金の貸し借りは、慎重になったほうがいいだろう。最悪の場合は揉め事になり、人間関係が破綻してしまう場合もあるかもしれないからだ。
■約2割「お金の貸し借りで揉める」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「人との揉め事」に関する意識調査を実施したところ、全体で24.5%の人が「人とお金の貸し借りで揉めた経験がある」と回答した。
■40〜50代の男性に多い傾向
性年代別では、多くの年代で男性の割合が高くなっているのが印象的といえるだろう。
また男性でも、40〜50代が多いのも特徴である。年齢を重ねると、お金にまつわるトラブルも増えるのだろうか。
■お金を貸して音信不通に
友達に貸したお金が帰ってこなかった30代男性は、「友達が『お金に困っている』と相談してきたので、迷った末にお金を貸すことにしました。しかしその後、返済の約束もまったく守られず、ついには連絡が途絶えてしまったんです。さらに同じ頃に他の友達からもお金を借りており、かなり悪質なことに気づきました」と当時を振り返る。
お金のことは諦めているようで、「信頼していた友人だっただけに悲しみと怒りを感じていますが、もはや音信不通になっているので会うことはないでしょう。お金が帰ってこないのは痛手ですが、こちらもそのような裏切りをする人とは会いたくないので…。いい勉強になったと、今は思っています」と続けた。
■信じたほうが負け
お金を貸した経験のあるネットユーザーからは、「昔親友にお金貸して全然返してくれなくて、大揉めした結果友情が破綻したことがある」や「お金関係で嘘つく人は平気で嘘をつくし、信じた方の負けなんだよな。『そんな人だと思わなかった』なんて後から言っても、なにも返ってこない」などの意見も。
またお金を貸しても返ってくるとは期待していない人も多く、「お金の貸し借りは一番喧嘩になりやすいけど、私の場合人に期待してなさすぎてお金を貸していた事すら忘れている事が多々ある」との投稿もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名