江本孟紀氏、日本プロ野球が“投高打低状態になった理由”を分析 「バッティングフォームが…」
プロ野球界が投高打低状態となっている要因を江本孟紀氏が分析。フライボール革命が影響している?
■江本氏と松本秀夫がトーク
プロ野球が投高打低状態にあるという話題を江本氏とフリーアナウンサーの松本秀夫がトーク。
昨年3割を超えた打者がセ・パそれぞれ3人しかいないことや、パ・リーグのホームラン王を獲得した浅村栄斗選手、グレゴリー・ポランコ選手、近藤健介選手の本数が26本だったことを紹介する。
江本氏は「今年だけの現象を言ってるんじゃなくて、去年今年ぐらいから下がってきてますよね、全体が」と指摘した。
■「バッティングフォームが悪くなっている」
投高打低の原因について江本氏は「私に言わせれば、全体の打線の悪さはやっぱり、バッティングのフォームが悪くなってきている、ひとつは」と持論を展開。
続けて「ブリブリ振り回して、フルスイングというのに煽られて。ちっこいやつも大きいやつもね。ホームランというのは手首で軽くポーンと打つのがホームランでね、馬鹿力でやるのがホームランじゃないんですよ」と指摘した。
■フライボール革命の影響?
話を聞いた松本は「何年か前から流行している、メジャーで言われているフライボール革命って。その悪い影響がやっぱり?」と質問する。
江本氏は「まさしくそこなんですよ。私はそこが原因じゃないかと思う。確定的じゃありませんよ。そういうこともおおいにありえる」と持論を展開。
そして「ちっこいやつがウェイトトレーニングをキン肉マンのようにいっぱいやって、これで打ったら飛んでいく、ホームラン出るで、フライボール革命だって。みんながいっせいにそういう空気になったのが、こういう成績につながっているんじゃないですか? 私が思うには」と語った。