新庄剛志監督の北海道日本ハムファイターズは「去年までとは雲泥の差」 岩本勉氏が高評価

岩本勉氏が2位につけている北海道日本ハムファイターズの戦いぶりに「去年までとは雲泥の差」と高評価。延長戦15連敗の埼玉西武ライオンズにはエールも。

新庄剛志

野球解説者の岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネルで新庄剛志監督率いる古巣・北海道日本ハムファイターズの戦いぶりを称賛した。

【動画】岩本氏が日本ハムの戦いぶりを高評価


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■岩本氏が先週のパ・リーグを振り返り

岩本氏が先週のパシフィック・リーグを振り返った今回の動画。

日本ハムが2位につけていることを紹介すると、今シーズン3勝0敗と好調の伊藤大海投手に言及。「投げるたびにレベルを上げていってるし、伊藤が予告先発になったときは、チームが本当に勝利に向かって、勝手に意識付けされてるようなそういうもう 大黒柱になってきてますよ」と称賛する。

続けて「彼が崇拝するダルビッシュに近づいてきているよ。スーパーエースになってきている。もっと大きなピッチャーになってくださいよ」とエールを送った。

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■「去年までは雲泥の差」

日本ハムの打撃陣にも「調子いいよ。10安打もあった。マルティネスが4安打とか、いいところでホームランを打ったり、マルティネスと万波がアベックホームランを打ったりとか。結構かんばしい言葉が並ぶんですよ」と指摘する。

一方で「でもね、日曜日のゲームではちょっとあの4点こそ取ったけど、1安打だったりとか。打線は水物と言われるなかで、ファイターズは去年と比べたら、もう雲泥の差ぐらい、試合の内容がいいんですよ」と解説。

そして「クロスゲームをすごくものにするし、ファイターズの成長がパリーグのなかで、台風の目になってるんじゃないかなと思いますけどね」と日本ハムの成長ぶりを称賛した。

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■最下位・西武にエールも

その後もパ・リーグ球団の現状を解説し、話題は最下位となっている埼玉西武ライオンズに。

西武の現状を岩本氏は「ピッチャーは結構がんばっているような数字なんだけども、打つほうでベテランに頼ってるかな、みたいな」と分析。

続けて「機動力のある選手がなかなか塁に出られないんですよ。塁に出ても決定打が出ない悪循環がすごいんです。これはただ負けが混んでいるトンネルではなく、 悪循環を打破しすごく景気のいい野球と、景気のいいベンチを作るというのも重要かもしれませんな」と提言する。

そして「最下位で苦しいけども、Aクラスまでは4.5ゲーム。そんなべらぼうに離されているわけではないので。どこかで流れが変わる瞬間があると思う。それを逃さず順位が上がるような要素を見つけてほしい」と話していた。

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■日本ハムが好調キープ

2年連続最下位からの脱出とクライマックスシリーズ進出が至上命題の日本ハム。29日終了時点で12勝9敗と好調をキープしているようだ。

一方西武は開幕当初は好調だったものの、4月に入り7連敗。連敗を止めたあともカード負け越しが続き、8勝16敗で最下位と苦しんでいる。

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■岩本氏が日本ハムの戦いぶりを評価