相手にバレなければ… 約9割が「人と話しているとき」にした失礼なこととは
人と会話をしているときには、きちんと聞くべきなのだろうけれど…。
人と話しているときには、しっかりと聞くのがマナーといえるだろう。しかしあまり興味がない話のときなどは、つい別のことを考えてしまった経験がある人も多いようだ。
■約9割「人が話しているときに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で90.1%が「人と話しているときに別のことを考えた経験がある」と回答した。
男女別で見ると、男性が88.3%、女性が91.9%となっていた。
■勝手に意識が…
興味がない話になると別のことを考えてしまう20代女性は、「仲のいい友達と話しているときに、興味がない話になると頭の中ではまったく別のことを考えているときがあります。本当はきちんと話を聞くべきなのでしょうけれど、勝手に意識が別のものに向いてしまうんです。話を聞いているふりは、きちんとしているつもりですが…」と話す。
他の人もきっと同じような状況になっているはずだと思っているようで、「きっと友達も同じようなときはあると思うので、お互いさまなのかもしれません」と続けた。
■会議で話は聞いていない
職場の会議で他のことを考える30代男性は、「会社の会議は無駄に長いので、はっきり言ってほとんど話は聞いていませんね。頭の中で『この後の昼ご飯は、なにを食べようかな』など、どうでもいいようなことを考えて暇つぶしをしています。会議の話を聞いていなくても、仕事にまったく支障もないので…」と愚痴を漏らす。
会議そのものに批判的な気持ちを持っているらしく、「会議をやることで満足してしまっているので、自分はやめてもいいと思っています」とも話していた。
■興味のない話をしても
興味がなさそうな場合には話題を変えるという40代女性は、「夫と話しているときに、どう見ても会話に興味なさそうなときがあります。そんなときはきっと頭の中で他のことを考えているんだなと思って、話題を変えるようにしていますね。若い頃は『ちゃんと聞いて』と喧嘩になることもありましたが、今はそんな元気もないので…」と語る。
相手への気遣いが大切だとも思っているようで、「お互いに興味のない話をしても、退屈に思うのは仕方がないことだと思うので…」との気持ちを述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名