新しいことを始めたくなる人は4割以上 春のポカポカ陽気に誘われて気分も一新
スポーツに料理にダイエット。心機一転、新たなことを始めてみたという人も多いのでは。
■春になると新しいことを始めたくなる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で46.3%の人が「春になると無性に新しいことを始めたくなる」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は44.6%、女性は47.9%という結果になっている。
■暖かくなると急に体を動かしたくなる
編集部が話を聞いた30代の男性は、「暖かくなって気持ちよく晴れた日が続くと、急に体を動かしたくなって…」と、この時期にスポーツやトレーニングを始めることが多い気がすると振り返る。
忙しさを理由に長続きしないことが多いが、梅雨までの2ヶ月ほどは意識的に体を動かしているので、それなりに健康維持にはなっているのではないかと言いつつ、「本当はもっとちゃんとやらないとダメですよね」苦笑した。
■レパートリーを増やして健康的な食生活を
この春料理教室に通うことを決めたという30代の女性は、「冬の間につい余分な肉を落とすためにも、新たな料理のレパートリーを増やして健康的な食生活を送ろうと思い立ちました」と述べた。
気候は良くなるが花粉が辛いので運動を始める気にはなれず、ならば料理でと考えたそう。思い切って教室に通うことで気持ちも変わるし、自分では思いつかなかった新たな知識が広がったと楽しそうに語った。
■セロトニンがやる気を後押し
春は、日が短く寒さで縮こまっていたように思える冬から、明るい日差しの穏やかな陽気が続くようになり、心も開放的になる季節。「冬季うつ病」という症状があるように、冬の間は日光に当たらないせいでストレスを緩和する作用のあるセロトニンの生成が滞り気持ちが滅入ってしまう人もいる。
そんな状況から一転、春になって日差しを浴びる機会が増え、さらに寒さが和らぎ体を動かすことが増えるのも、セロトニンの生成にプラスの効果をもたらすようだ。
やる気が出ず俯いていた気持ちが上向きになったときには、新たなことに取り組みたいという意欲もわいてくるというもの。しかし、急激にタスクを増やすと知らず知らずのうちに負荷がかかり過ぎていることもある。気分を一新しつつ、無理をして心身ともに疲れすぎないよう気をつけたいものだ。何事も適度に…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女800名 (有効回答数)