銀行ATMに入金したら画面が真っ暗に… 同様のトラブル被害者が多数
女性が銀行のATMに入金すると、機械が停止。銀行に問い合わせるも「調査に10日は要する」と告げられ、激怒している。
大手銀行のドライブスルーATMを使用した女性が、入金後に画面が真っ暗になり「15万円が消えた」とTikTokで訴えた。『DailyDot』が伝えている。
■ATM画面が真っ暗に…
TikTokアカウント「charityy_harris(チャリティ・ハリス)」という女性が、アメリカの大手銀行であるバンク・オブ・アメリカのドライブスルーATMを利用した際に、トラブルに見舞われた。
家賃引き落としのための現金15万円を口座に入金しようとしたところ、ATMが現金を数えている最中に画面が突然真っ暗になり、操作ができなくなったという。
チャリティさんは画面を見つめたままどうすることもできず、5分が経過。その間、画面の読み込みが行われている様子だったが、アプリで進行状況を確認しても入金は完了していなかった。
■問い合わせの電話
チャリティさんはアプリ内に記載されていた問い合わせ番号に電話をかけたが、カスタマーサービスは「ATMはリセットされているようなので、別の部署にお繋ぎします」と言って、電話を転送したという。
そうこうしているうちにATMが「バンク・オブ・アメリカへようこそ。お金を入金してください」という画面に変わった。しかし、ドライブスルーにはチャリティさんの後ろに数台の車が列を作り、順番待ちをしている人たちが怒っている様子だったため、電話は保留のまま列を離れることにしたそうだ。
さらに待つこと20分、結局電話は繋がらなかった。そのためチャリティさんは保留状態の電話を手に、なんとパジャマ姿のまま銀行の店舗に入ることになったという。
■顧客の資金流用の罪
チャリティさんが銀行職員に事情を話すと、個室に案内された。さらに同職員が担当部署に電話した後、「実際に15万円を入金したかどうか、監視カメラの調査をしなければなりません」と告げられたそうだ。
チャリティさんが「どれくらいかかりますか?」と尋ねると、「おそらく10日ほどかかります」との答えだった。しかしその後、銀行からの連絡は一度もないという。
CFPB(消費者金融保護局)によると、バンク・オブ・アメリカはクレジットカード顧客に約束した特典ボーナスを差し控え、当座貸越手数料の二重徴収が発覚。顧客情報を流用する行為で、賠償金1億ドル(約154億円)の支払いを命じられていたという。
チャリティさんの投稿には、同じようなトラブルに見舞われたというコメントが多数寄せられている。そしてチャリティさんはこの経験から、「入金の度に動画を撮るようになった」と明かしている。
■ATMに消えた15万円に激怒
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(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)