焼肉食べていた知人が突如豹変、その姿に目を疑う 「完全にジャミロクワイ」と話題に…
焼肉屋で対面席に座った知人。その姿が「ジャミロクワイにしか見えない」と話題を呼んでいる。
我われ人間は「先入観」の影響を大きく受ける生き物。当初は気付かなかった事象も、一度意識してしまったら忘れるのは難しいものである。
以前X上では、焼肉屋で対面に座った知人の写真が「あのアーティストにしか見えない」と話題になっていたのをご存知だろうか。
【関連記事】日本一かわいい標識、謎すぎる3文字にギョッとした 「ある記号」の重要性が話題に…
■この男性、見覚えがある?
今回注目したいのは、都内を中心にギタリストとして活動し、「PARIS on the City!」というバンドでギターを担当する小林ファンキ風格さんが投稿したポスト。
こちらの投稿には、焼肉店で撮影されたと思しき写真が添えられており、頬杖をつきながら肉の焼き加減を窺う男性の姿が確認できる。なお、男性の目元は七輪の上に設置されたダクトに隠れて見えないのだが、なぜか強烈な既視感が…。
その答えについて、ポスト本文では「昨日の焼肉。ジャミロクワイ感があったな」と綴られていたのだった。
■「七輪ごとテーブルと床が動きそう」
ジャミロクワイ(Jamiroquai)といえば、90年代初頭にブームが巻き起こった音楽ジャンル「アシッドジャズ」を代表するイギリス出身のアーティスト。ここ日本では、代表曲『ヴァーチャル・インサニティ』がカップヌードルのCMで使用されたことでお馴染みである。
ジャミロクワイはバンドの形態をとっているが、事実上はフロントマンのジェイ・ケイによるソロユニット。そんな彼を象徴するアイテムこそが、奇抜な帽子なのだ。
前出のCMでは楽曲MVが使用されており、「モフモフの帽子を被ったジェイ・ケイが、ソファが並行移動するコンクリートの部屋でダンスする」という、どこかシュールでお洒落な雰囲気を楽しめる。
話を件のポストに戻すと、まるで頭にダクトを被ったかのような男性の姿は、まさにジェイ・ケイそのものなのだ。トラックジャケット(ジャージ)を着用している点も、ジェイ・ケイを連想させる。
件のポストは投稿から数日で約2,500件ものリポストを記録し、他のXユーザーからは「あの帽子はダクトで、頭を吸っていたのか」「あとは部屋が動けば完璧」「ジャミロクワイ感というか、ほぼジャミロクワイですよ」「七輪ごとテーブルと床が動きそう」など、驚きの声が多数寄せられていた。
■当事者は「めちゃくちゃジャミロクワイだった」
昨日の焼肉。ジャミロクワイ感があったな pic.twitter.com/V4RAN1CvCU
— 小林ファンキ風格(Gaya yang funky) (@kfukaku_PARIS) March 25, 2024
事の経緯について、ポスト投稿主・小林ファンキ風格さんに話を聞いたところ、写真撮影の同日は所属バンドのMV撮影があったと判明。ベーシストにして映像クリエイターでもある知人と話が盛り上がり、その際にこちらの「ジャミロクワイ現象」に気が付いたという。
小林ファンキ風格さんは「そのときは笑って終わったのですが、翌朝になって撮影データなどを振り返っていた際、ふとこの写真を見たら彼がたまたま着ていたジャージや、体や手の角度が『めちゃめちゃジャミロクワイだな』と改めて思い、投稿しました」とも説明している。
音楽好きの知人と焼肉を食べる機会があれば、ぜひ今回のテクニックを試してみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティグスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
・合わせて読みたい→飲み屋街の女子トイレ、張り紙の警告に衝撃走る 「本当に怖い」と怯える女性も…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)