日本一かわいい標識、謎すぎる3文字にギョッとした 「ある記号」の重要性が話題に…

高速道路に謎の案内標識「なにょ」が出現。外国人にも配慮したNEXCO中日本の工夫に対し、称賛の声が寄せられている。

2024/04/16 05:45

■「圏央厚木」の表記は?

今回のポスト投稿の詳細について「中日本高速道路株式会社」(NEXCO中日本)の名古屋支社・広報に話を聞いてみることに。

すると、広報担当者からは「6日〜15日にかけて実施された『令和6年春の全国交通安全運動』に合わせ、皆さまが意外と知らないような高速道路の豆知識や、交通安全のために気を付けて頂きたいことなどを1日1件発信しておりました」との回答が。

「Nan-yo」表記の標識は2021年5月の開通当初から設置されているもので、他にも類似事例として、圏央道の圏央厚木インターチェンジでも「Ken-o-Atsugi」という表記を採用しているそうだ。

案内標識

念のため、「なにょ」の標識が名古屋第二環状自動車道に実在するか確認すると、「当社で合成したもので、実際には設置されていません」という補足コメントが。ほっとしたような少し残念なような…複雑な気持ちである。

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■担当者は「親しみを感じて頂けた」と分析

なお、NEXCO中日本では他にもハッシュタグ「高速豆知識」を使用したポストを多数投稿しているが、明らかに今回の「なにょ」ポストだけ、反響の大きさが段違い。

注目を集めた件について、広報担当者は「これほどの反響を頂けまして、高速道路の標識に親しみを持っている方が多くいらっしゃることが分かりました。また、新たに標識に親しみを感じて頂いた方もいらっしゃったのではないかと考えております」と分析する。

加えて「引き続き、事業の取り組みや工事規制情報、防災情報などを、多くの方に親しみを持ってもらえるよう、Xより発信してまいります」と、今後の展望を語ってくれたのだ。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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