衛生意識が高まって… 約7割が「新型コロナ流行」により習慣になった行動
新型コロナの流行で失われたものも多いが、いい習慣を得た人も…。
新型コロナが流行したときには、徹底した手洗いなどの対応を求められた。多くの人がウイルス対策として、手洗いをしてきたことだろう。そしてその習慣が、現在でも続いている場合も多いようだ。
■約7割「新型コロナで手洗いを…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で72.4%が「新型コロナの流行から以前よりも手を洗うようになった」と回答した。
男女別で見ると、男性が68.0%、女性が76.8%となっていた。
■コロナ後も徹底する手洗い
今でもこまめに手洗いとうがいを続けている20代女性は、「新型コロナが流行していた時期から、こまめに手洗いやうがい、消毒をするようになっていました。世の中がそのような風潮になっていたので、私以外の人たちも同じように衛生面で気を遣っていた人が多いと思います」と話す。
新型コロナの流行前よりも頻繁に手洗いをしていると感じているようで、「新型コロナのニュースばかりしていた時代よりは落ち着いているかもしれませんが、今でも帰宅後の手洗いとうがいは欠かさすにしているんです。新型コロナが流行する前よりは、確実に意識が高くなっていることは実感していますね」と続けた。
■今では手洗いが少なくなり
コロナ禍にはきちんと手洗いをしていた30代男性は、「基本的にズボラなタイプの性格ですが、さすがに新型コロナが流行していたときにはきちんと手洗いなどをして対策していましたね。それだけ未知のウイルスに対して、怖い気持ちがあったのだと思います」と当時を振り返る。
しかし今はあまり手洗いをしていないと感じているようで、「すっかりとあの頃の気持ちは忘れてしまったのか、頻繁に手洗いをすることはなくなってしまいました。お店の前に置いてある消毒液も、利用しないまま入店する人が増えた気もします。ただそれでも、新型コロナの流行前よりは手を洗っている気はしますが…」と話していた。
■肌荒れで悩む声も
Xでは、「コロナ以降個人的にいい習慣になったのは、帰ってきたら手を洗うこと」や「コロナ以降、念入りに手を洗うようになったけど、本格的に手洗いするとそれだけでだいぶ気分がスッキリするね」などの投稿があった。
しかし肌が弱い人からは、「コロナ対策で、こまめに手を洗うようにしていたら手が荒れた…。肌が弱いので、アルコール消毒でも荒れる」などのポストも見られた。
・合わせて読みたい→趣里、『ブギウギ』オーディションでは歌に低評価も… 作曲家・服部隆之氏が明かした抜擢秘話に「すごすぎる」
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名