野田洋次郎、ツアー追加公演発表で能登半島地震に思い 「微力ながら…」
RADWIMPSが能登半島地震の被災地となった石川県でのツアー追加公演を発表。バンドの取り組みや野田洋次郎の思いに称賛の声が集まった。
ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が14日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ワールドツアーの追加公演開催が発表された被災地・石川県への思いを語った。
■被災地に対し「できること」
14日の正午過ぎにRADWIMPS公式Xが「RADWIMPS WORLD TOUR 2024 “The way you yawn, and the outcry of Peace”[Asia]、6/15(土)金沢での追加公演決定」と発表。同日からファンクラブ会員限定で当日分のチケットを先行抽選を開始する。
これを受け野田は「元日の震災から、自分たちにできることは何かをずっと考えていました。僕たちなりのやり方で、微力ながらお力添えができたらと思います」と元日に起きた能登半島地震の被災地に対する思いを明かしている。
■これまでも被災地支援に助力
これまでもRADWIMPSは大きな地震が発生した際には被災地支援に助力してきた。ちょうど8年前の2016年4月14日に発生した熊本地震に対してはロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaと歌唱する楽曲を配信し、そのアーティスト収益の全額を被災地へ寄付する形で支援。
2011年3月の東日本大震災のときには特設サイトを通じて義援金を募り、地震が発生した3月11日には毎年のように被災地への思いを込めた楽曲を発表してきた。震災から10年後には発表された楽曲を集めたアルバムをリリースし、その収益も日本赤十字社や台風の被災地へと寄付された。
■バンドの取り組みに称賛の声
こうした野田の思いにXでは「そういう風に思って動ける洋次郎はとても素敵でカッコイイです」「微力なんてもんじゃない」と感謝する声。
またRADWIMPSとしての取り組みにも「RADWIMPSの力で勇気をもらえるかたはきっとたくさんいるはずです」「このあたたかい想いにRADWIMPSらしさを思いました」と称賛の声が集まっていた。