岡田彰布監督は阪神タイガースの「繋がらない打線に悩んでいる」 中西清起氏が独自分析
中西清起氏が阪神タイガース打撃不振を心配。岡田彰布監督の采配も「繋がらない打線に悩んでいる」と分析。
■阪神対広島戦3連戦を振り返り
9日~11日に行われた阪神タイガース対広島東洋カープ3連戦を振り返った今回の動画。
阪神が11日の試合に0対1で敗れ、1勝2敗と負け越したことについて中西氏は「1対0でゲームを落としているわけだから。昨年までは接戦を取っていたんで。これができていない」と指摘する。
続けて「1戦目のように1対0で勝つように、打てていないなら守りで勝って、2勝1敗に終わらなければいけない。接戦を勝っていくというのが優勝するチームの特徴だと思うし、それが取れていない。ちょっと大丈夫だろうかというところはある」と語った。
■ノイジー選手の3番起用を疑問視
スタッフは11日の試合で「3番に入ったノイジー選手と4番の大山悠輔選手がチャンスで打てなかったことが敗戦の要因になったのでは」と指摘する。
これに中西氏は「なんで3番がノイジーなんだろうとは思いましたね。前川右京も状態がいいとはいいませんけども、大瀬良に3番ノイジーをわざわざ当てる意味があるのかなという感じはしたよね。チャンスでノイジーに回ってきたので」と解説。
続けて「内容的に良いと思わないし、前川も3番を打っていたから。ノイジーの3番は首を傾げたなあ」とシェルドン・ノイジー選手の3番起用を疑問視した。
■岡田監督は悩んでいる
話を聞いたスタッフは「この3連戦も含めて3・5・6番を頻繁に変更している。中西さんの考えるベストな配置は?」と質問する。
中西氏は「ベストはないね。ないから岡田監督も悩んでいる。打線が繋がらないから、繋がるためにどうしようかということで悩んでいる。本来こんなに動く監督ではないんで。オーダー的にもね」と話す。
さらに「昨年は全然オーダーを入れ替えていなかった」「首脳陣は繋がらない打線を悩んでいるのでは」と分析した。