一卵性双生児の親あるある? 「姉と妹、区別がつかなくなっちゃった」
双子の母親が、新生児期に夫婦で経験したハプニングを告白。一卵性双生児ならではの苦労があるという。
子供はひとり育てるだけでも大変だが、それが双子となれば、親は心身ともにかなり疲弊することだろう。ある女性が産後に夫とともに経験したハプニングの話題を、アメリカの『People』や『Yahoo!』が報じている。
■一卵性双生児を出産
このたびニコール・ジアムンドさんという女性が、「nicolegiamundo」のアカウント名でTikTokに動画を投稿した。
ニコールさんは2014年、夫のジョードン・スミスさんとの間に、一卵性双生児のアダリンちゃんとノラちゃんを出産した。「その子育てがどれほど大変か、心の準備ができていなかったかも…」と、正直な胸の内を明かしている。
■どちらが姉でどちらが妹か…
アダリンちゃんとノラちゃんは、産後の病室ではそれぞれの名前が書かれたベビーベッドに入っていた。しかし腕に付けられたブレスレットには、なんと名前の記載がなかったという。
ニコールさんとジョードンさん夫妻は生まれたばかりのわが子を抱き、あやし、ベッドに戻していたが、そのうちにどちらが姉でどちらが妹か、分からなくなってしまった。
夫妻はパニックになったものの、顔や体格も全く同じで「特に問題はないだろう」と考え、現在に至っているという。
■「永遠のミステリー」と笑い話に
退院後は色違いのベビー服を着せるなどしてアダリンちゃんとノラちゃんを区別している夫妻だが、その後も「連日の寝不足で頭がうまく働かなくなり、どんなに工夫しても混乱する時があった」と明かす。
また夫妻は「いずれにしても一卵性双生児でそっくりなので、もう永遠のミステリーですね」と、すっかり笑い話にしているようだ。
ニコールさんが投稿した動画に対しては、双子を持つ親からの共感コメントが多数寄せられたといい、彼らとの交流の輪も広がった模様だ。
■声や身長で区別が可能に
アダリンちゃんとノラちゃんは現在10歳。夫妻が産後の混乱を告白したところショックを受けるかと思いきや、ふたりはそれぞれに「私が私でよかった」と話してくれたそうだ。
ニコールさんは「子供たちには、ありのままの自分自身を愛してほしい。母親として、その言葉がとても嬉しかった」とも語っている。
アダリンちゃんとノラちゃんは最近では声が微妙に違ってきたほか、身長差も出てきた。そのため夫妻も、やっと間違えることがなくなったという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)