ひろゆき氏、水原一平元通訳の問題で謝罪 「予想に反して謝ってる」「軽くて草」の声
ドジャース・大谷翔平と水原一平元通訳の問題をめぐり、大谷の関与を疑う発言をしていた西村博之氏が、憶測が外れたとして謝罪した。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が12日、公式X(旧・ツイッター)を更新。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平元通訳の違法賭博をめぐる問題について“憶測”が外れたことについて謝罪した。
■銀行詐欺容疑で訴追
報道によると、米捜査当局は日本時間12日、銀行詐欺容疑で水原元通訳を訴追したと発表。水原元通訳は、違法スポーツ賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1,600万ドル(約24億5,000万円)以上を不正に送金したとされる。
水原元通訳は送金のため、大谷選手の銀行口座の連絡先を自身の電話番号などに変更。銀行との電話でのやり取りの際には、大谷選手に成りすまして送金を承認させようとする様子が記録されていたという。
大谷選手は送金や違法賭博について関知していなかった証拠として携帯電話を提出。大谷選手が関与していることを示す証拠はなく、捜査当局は「この件で大谷選手は被害者」とした。
■怒りの矛先を向ける声
ひろゆき氏はこの問題をめぐって、自身のYouTubeで「水原さんが希代のハッカーであるか、もしくは大谷さんが手伝ったということじゃないとちょっと無理がある」「大谷さんもとうとう嘘をつく大人になってしまった」などと言及。
Xでも「おいらは大谷翔平・水原一平の信頼関係は崩れてない派です」「スマホか物理デバイスを盗まないと無理です」と私見を述べていた。
しかしきのう11日に米地元メディアが、捜査当局が水原元通訳が口座にアクセスできた証拠をつかんだことや、大谷選手が完全に潔白であることを報じると、SNSなどでは、大谷選手の関与を疑ったひろゆき氏らに怒りの矛先を向ける声があがっていた。
■「憶測外れてましたー」
ひろゆき氏はXで、水原元通訳が当初の報道の3倍以上もの送金をしていたことや、賭博の負け分が62億円超になっていたことを報じる記事を引用。
「水原さんはそこまで悪者じゃないと思ってたら、ビックリするくらい悪者でした。『大谷の銀行口座から最低でも24億5,000万円を送金』『水原氏は2021年12月から今年の1月までの間に日本円で約62億3,270万円負けたことになる』憶測外れてましたー。すいませーん」とつづった。
■「謝ってる」「謝罪が軽くて草」
ひろゆき氏の“謝罪”に、ユーザーからは「予想に反して謝ってる」「ヘラヘラでもすぐ謝れるのもひろゆきの魅力(笑)」との声や「自分も少し深読みしていた部分があり大谷さんにすまないなと思っています」「これはもう予測つかないっす…」「こんなにやってたのが予想外過ぎて…」といった意見も。
また、「最後のすいませーんが結構悔しさを物語ってますね(笑)」「大谷翔平が悪いってことに関しては否定も謝罪もしてないのがミソ」「すいませーんって謝罪が軽くて草」「大谷自身が賭けをしてた印象を与えたことについて1ミリも謝罪してなくて草」といったコメントも寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)