阪神タイガース・中野拓夢の打撃に田尾安志氏が苦言 「自分の役割はなんだろうと…」
11日の広島東洋カープ戦に1対0で敗れた阪神タイガース。田尾安志氏は中野拓夢の打撃に苦言を呈す。
■中野選手に再度厳しい指摘
その後、試合の詳細を解説した田尾氏は総括として再び初回の中野選手に言及。「中野は今、調子が悪いバッターではないと思います。3割ぐらい打っています。そういう点では、それなりにボールが見えていると思うんですけれども、このノーアウト2塁っていう場面をどういうふうに、自分で受け止めてるのかなと気がしましたね」と指摘。
さらに「サインが出なかったらフリーで打っていい。そういうチームの方針もあるかもしれませんが、相手から嫌がられる2番バッター。 そういうところを考えると、ここはせめてセンターから右にゴロを打てないかな。そういうところを考えてもらいたかったという気がします」とコメントした。
■「期待の大きい選手なので…」
田尾氏は動画の最後には「中野選手ぐらいの力量になれば、それぐらいのことはできるんではないかと。そういうことでちょっと厳しいコメントになりますけれども、期待の大きい選手なので」とエールを送った。
阪神は開幕から2試合連続完封負けを喫するなど、打線が低調。11日終了時点でチーム打率がセ・リーグ最下位、得点が5位となっている。