星野仙一氏が「阪神タイガースの流れを変えた」 OBの田淵幸一氏が独自見解
田淵幸一氏が「阪神タイガースを変えたのは星野仙一氏」と持論を展開。自身が福岡ダイエーホークスの監督に就任した理由も告白。
■田淵氏と江本氏がトーク
法政大学野球部の先輩・後輩である田淵氏と江本氏がトークした今回の動画。
阪神時代の思い出話に花を咲かせたあと、江本氏は田淵氏が1990年に福岡ダイエーホークス(現在:福岡ソフトバンクホークス)の監督に就任したことについて「あれはなんでやったんですか?」と質問する。
田淵氏は「ダイエーが杉浦忠監督2年目に、当時のオーナーがやってくれって来たんだよ。俺は西武でやりたかった」と明かした。
■3年間監督を務める
さらに田淵氏は「オーナーも人が良い人で、優しい人で一言二言でほだされて。1回ユニフォームを着て指導者とはどういうものかと思って、3年やった」と振り返る。
続けて「6位、5位、4位まで行って、さあ福岡ドームというときに、福岡ドームの完成が1年のびちゃったんだよ。それで根本陸夫さんが監督をやったの」と語った。
■話題は星野氏へ
その後、話題は星野監督率いる阪神でコーチを務めた際のエピソードに。
田淵氏は「あいつ(星野氏)が中日ドラゴンズの監督をやめて、その年に名古屋でゴルフがあったんだよ。そのときに星野のマネジャーが『星野さんが呼んでますよ』というから、行ったら『やるぞ』というから、ゴルフかと思ったら『縞のユニフォームを着るんだ』って」と回想。
そして「だから俺、一言で『良いよ、やろう』と言った。普通だったら給料いくらとかさ、聞くじゃん。『俺はお前に全部任せた』と言った」と阪神コーチ就任の経緯を告白した。