リュウジ氏の「丸ごとニンジンの食べるスープ」が甘くて旨い… 具沢山でおかず並の食べ応え
リュウジ氏の「丸ごとニンジンの食べるスープ」は食品ロスにも役立つ。ニンジンの旨みが際立つ絶品スープだ。
野菜をたくさん食べられる調理法といえばスープだが、皮をむいたり、切ったり、すりおろしたりと作る手間がかかる。ところが料理研究家・リュウジ氏がYouTube『リュウジのバズレシピ』で紹介していた「丸ごとニンジンの食べるスープ」は、皮をむかずに美味しいスープができるそう。編集部でも試してみた。
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■ニンジンがあれば簡単に作れる
材料はこちら。
人参:300g
にんにく:10g
オリーブオイル:大さじ2
水:350cc
コンソメ:大さじ1
黒こしょう:適量
味付けはとてもシンプルなようだ。
■皮ごと調理
ニンジンを軽く洗ったら、1本ずつラップにくるんで電子レンジで8〜10分ほど加熱する。竹串がすっと通るくらいを目安にしてほしい。
にんにくは潰してから芯を取り、みじん切りにする。芯も後で加えるので、捨てないようにしよう。フライパンに油を引いて、にんにくを弱火で熱していく。いい香りがしてきたら一旦火を止めておこう。
レンチンしたニンジンの芯だけ取り除いたら、ざっくり刻む。
ニンジンとにんにくの芯をフライパンに入れたら、水、コンソメを加えてニンジンを崩しながら煮込んでいく。レンチンでかなりやわらかくなっているため、ヘラやおたまで簡単に潰れる。どこまで潰すかはお好みだ。細かくしたい場合は、マッシャーなどを使うといい。ニンジンのごろっと感を楽しみたいなら、軽く潰す程度でOK。
味見をして、塩やこしょうで味を整えたら完成。器に盛り付けて、あれば彩りで乾燥パセリを振ろう。
■ニンジンの甘みと旨みがすごい…
最初にレンチンでやわらかくして煮込んでいるから、ひと口食べただけで甘みと旨みがふわっと広がる。大きめのニンジンでも、ほくほくしてやわらかく舌でとろける感じ。「カレー粉を少し加えると、スープカレー風になってごはんに最高に合う」とリュウジ氏は言う。
確かにこのまま食べても、ごはんやパンと合わせても、満足度の高いスープ。ニンジンの美味しさを再発見するレシピだった。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)