「ご自由にお持ち帰り下さい」レベル99に挑んだ勇者 攻略法がストロングすぎると話題に…

「ご自由にお持ち帰り下さい」との張り紙が貼られた視力検査器具。実際に持ち帰った人物の、ストロングすぎるスタイルが話題となっている。

2024/04/09 05:45

■見た者の脳をバグらせる光景が…

次に注目したいのは、Xユーザー・西さんが投稿した1件のポスト。前出のポストを引用する形で「ありがとうございます、大切にします」と綴ったポストには、件の視力検査器具の写真が添えられている。

どうやらポスト内の情報から場所を特定したようだが、「持ち帰り」でなく、物見遊山の感覚で現地に赴いた可能性も高い。…と思いきや、続くポストでは「かえります」と綴り、器具を駅のホームに持ち込んでいる写真が公開されたのだ。

視力検査器具に対する西さんの熱い思いは多くのXユーザーに感銘を与え、件のポストは投稿から2日足らずで1.5万件以上ものリポストを記録する事態に。

「駅ホームに視力検査器具がある」というあまりにシュールな光景だが、人々からは「ここまで行動できる想いのある、素敵な飼い主が見つかって良かった。大事に育ててあげてほしい」「ちゃんと連れて帰ってるの、素敵すぎる」「なぜか分からないけど、この人の手に渡って嬉しい」など、称賛の声が多数寄せられていた。

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■この投稿主、完全にノリノリである

6日の夕食後、Xを眺めていた西さんは前出の「ご自由にお持ち帰り下さい」ポストを発見し、視力検査器具を「お迎え」することを決意。10分以内に新幹線の切符を買い、その10分後には電車に乗っていたというから、恐るべき行動力である。

持ち帰っている際は好奇の目に晒されたというが、羞恥心に耐え、職務質問を受けることもなく、無事に我が家への持ち帰りに成功。

西さんは「軽い試運転をした後、清掃のために一旦カバーを掛けて置いてます。部屋に視力検査器具があると、やはり面白いものですね」ともコメントしており、言葉の端々から大物の風格が感じられた。

視力検査

「決断力」と「行動力」の大切さを、改めて教えてくれた一連のエピソード。件の視力検査器具にはぜひ、セカンドライフを謳歌してもらいたいものだ。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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