和田アキ子、辞意表明の静岡県・川勝平太知事に呆れ リニアには期待と懸念も
辞意表明した静岡県・川勝平太知事の発言に呆れと憤りをあらわにした和田アキ子。一方、リニア中央新幹線には期待と懸念も。
6月での辞職を表明した静岡県・川勝平太知事について、7日生放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田アキ子がコメント。「この人は何考えてんのやろなぁ!?」などと呆れ果てた。
■職業差別ではと物議を醸す
川勝知事は1日に県庁で行われた新年度の入庁式にて、新人職員へのスピーチで「県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」などと発言。
職業差別ではないかと物議を醸すも、本人はマスコミの切り取りなどと反論し、「職業差別は悪。してはいけない」「してきたつもりもない」「私がそれを言っていると捉えられると誠に遺憾千万」などとコメントしていた。
■「この人は何考えてんの」
2日には6月での辞任を発表するも、発言について謝罪する一方で撤回には応じず。だが5日には一転、「誤解を生じさせる原因を除去したい」などと発言を撤回しており、和田は一連の流れを「何でこんな日にちかからなわからへんのやろう?」と呆れる。
「何で自分のしゃべってることがわからへんかなぁ…」と続けると、「ヨイショしようとしたのかな? 新入社員を」と新人職員へのリップサービスだったのかと推察。
だが、「あの人たち頭脳を使って、そのために私たち野菜とか肉食べてんのよ」と畜産農家も頭脳が必要だと反論し、「この人は何考えてんのやろなぁ!?」と一段とヒートアップした。
■重ねて呆れる
和田はその後も、発言の撤回に時間がかかったことへ「どうして認めないで…」と苦言を呈し、「辞任したら終わりと思ってんのかな」「何でこんなこと言うんだろう?」と重ねて呆れた様子を見える。
「新入社員もガッカリしたよね」「早く撤回してほしかったよね。不安を与えたことにも申し訳ないとか、新入社員の方に向かってもね」と、スピーチを聞いた新人職員の気持ちも慮った。
■リニアには期待と懸念
一方で、反対派だった川勝知事の辞職で進展が注目されるリニア中央新幹線に関しては、「私がデビューしたときからやってますよ。だからもう60年くらいリニアモーターカーって…」と古い構想であることを指摘。
「これはもう、待ちに待ったって感じですから」「(東京から)名古屋まで40分くらいって一応言われてるから。楽に行けるし」と期待を示しつつ、「ただ(乗車の)お金が高いと… ちょっとどうですか」「500何キロでしょ、最高速度? こんなん景色もなんも(見えない)」との懸念も口にした。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)