岡田彰布監督の采配を田尾安志氏が疑問視 「続投させすぎ…」
田尾安志氏が4日の試合に敗れた阪神タイガース・岡田彰布監督の投手交代のタイミングを疑問視した。
■4日の阪神対DeNA戦を振り返り
田尾氏が4日に行われた阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ戦を振り返った今回の動画。
試合は阪神タイガースが5回までに2点リード。ところが先発の西勇輝投手が6回表にピンチを招き、関根大気選手のタイムリーで1点を返される。
1アウト満塁になったところで、DeNAの三浦大輔監督は代打に楠本泰史選手を起用。すると岡田監督は左の桐敷拓馬投手に交代する。
楠本選手が低めのボールを上手くセンターに返し、逆転タイムリー。このリードをDeNA投手陣が守り切り、勝利した。
■田尾氏が挙げたポイントは…
試合の詳細を解説した田尾氏は「やっぱり1番気になったのは、西勇輝の交代機だったなという気がしますね」と指摘する。
続けて「結局5回3分の1、75球投げて8安打2奪三振、3失点ということで。決して悪くはないんですけれども、やられるときはポンポンとやられるタイプなので、どういうところでピッチャーを代えるかというのが、1つポイントになるところなんです」と解説。
そして「2点リードしてるなかで6回、勝ち投手の権利もある。そしてランナーが2人出た。ここがもう1番の交代期だったと思うんですよね」とコメントした。
■桐敷投手は荷が重かった?
さらに「その次のピッチャーにもそんなにプレッシャーがかからない。 打たれても先発ピッチャーの負けをつけさせない。勝ちはなくなりますけれども、負け投手にはならない。 打たれたら自分が負けになる。そういう形のほうがリリーフピッチャーとしては荷が軽いんですよね」と持論を展開。
満塁で登板した桐敷投手について「あの場面で桐敷は非常に荷が重かったんではないかなという気がするんですよね」と指摘した。