かまいたち山内健司、『カイジ』利根川幸雄の名ゼリフに私見 あの“漫画の神様”と比べ…
かまいたちの山内健司と濱家隆一が、『賭博黙示録カイジ』のパチスロ機を楽しんだ。作中の宿敵・利根川幸雄の名シーンについて話し…。
お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が3日、コンビのYouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』に出演。漫画『賭博黙示録カイジ』(講談社)の名言について私見を述べる場面があった。
■利根川は「スターですから」
今回の動画は、パチスロ好きの山内と相方の濱家が同作をテーマにしたパチスロ機を打つ内容。そのなかで、同作中の巨大企業「帝愛グループ」の最高幹部・利根川幸雄がパチスロの演出で現れた。
濱家は「懐かしいな、今の演出もな」と懐古し、山内は「やっぱ利根川がね、我々世代のスターですから」と話す。
■作中の名シーンを振り返る
濱家は「焼き土下座、やりきったからな。やり仰せたからな」と、ゲームに敗北した利根川が鉄板の上で土下座をする名シーンを取り上げる。
すると山内は「金は命より重い」という利根川のセリフに触れて「やっぱあれが、手塚先生の『シーン…』に匹敵するもんなんじゃない?」と私見を述べた。
『鉄腕アトム』(光文社ほか)、『ブラック・ジャック』(秋田書店ほか)などの名作を生み出した漫画家・手塚治虫さん(享年60)を引き合いに出して評価した。
■「シーン」を発明
手塚さんは“漫画の神様”と呼ばれるほど優れた漫画家として知られているが、無音を表す文字「シーン」に関するエピソードも有名。
この「シーン」は手塚さん自身が発明した表現方法だと語っており、それまでになかった文字を当てたため、画期的な表現とされている。
山内は利根川の言葉「金は命より重い」が、「シーン」に並ぶ名ゼリフだと感じているようだ。