『ブギウギ』趣里“スズ子”に届いた祝花の立札、よく見ると… 意外な“贈り主”に「生きてた」「感無量」
最終回を迎えた『ブギウギ』では、趣里“スズ子”の楽屋に届いていた祝花の贈り主に注目。消息不明となっていた登場人物たちの生存がわかり、視聴者から安堵や歓喜の声が上がっている。
■客席に“あの人達”がいない
この日ついに最終回を迎えた同ドラマ。スズ子は大阪・梅丸少女歌劇団(USK)時代の同期たちや男役トップスターだった橘アオイ(翼和希)、松永大星(新納慎也)など勢揃いともいえる懐かしい顔ぶれに見守られ、最後のステージを終えた。
しかし、第56回でおでんの屋台を閉めた伝蔵(坂田聡)や、スズ子が7年暮らした下宿先の主人、小村チズ(ふせえり)・吾郎(隈本晃俊)夫妻は登場せず…。
小村夫妻については第89回でスズ子と梅吉(柳葉敏郎)の会話のなかに「行方知れず」との発言もあり、X(旧・ツイッター)では「最後まで下宿屋さんご夫婦とおでん屋の大将の消息、わからなかったね」「下宿先の夫婦は戦争で死んでしまったのかしら…」と安否を心配する声が上がっていた。
■祝花の立札、よく見ると…
ところが放送終了後、ドラマ公式Xが「楽屋には手紙やお花がたくさん届きました。なつかしいあの人、あの人…祝花の立札に書かれた名前、拡大して見てくださいね!」と投稿。
ステージ前にあった楽屋のシーンでは祝花は引きの構図、かつ映った時間も短く分かりづらかったが、改めて写真で見ると「はな湯…常連客一同」「福来スズ子とその楽団 元メンバー一同」「おでん屋 坂田伝蔵」「小村五郎 チズ」とある。
■「感無量」「無事がわかって一安心」
これに「おでん屋の伝蔵さん! 下宿屋のチズさん、五郎さん! 生きてたぁぁぁぁ!」「おでん屋のおじさん、チズさん夫妻も無事でよかったー!!」「おでん屋のオヤジさん、生きてた…! 花送ってくるなんてイケメンすぎる…!」「ご健在だったと知れて感無量」と視聴者は歓喜。
「東京大空襲でダメだったんだろうと思っていただけにびっくり!」「辺り一帯が焼け野原だったから、2人とももうダメだったんだと諦めていたんですよ」「ずっと気になっていたから、無事がわかって一安心」などと胸のつかえがとれる最終回となったよう。
「本当に素晴らしい朝ドラとその締め括りだった」「今まで福来スズ子を育ててくれた人たちが会いにきてくれたり、花や手紙を送ってくれたり、半年間見続けてきた私にもご褒美のような最終回だった」「久しぶりに最初から最後まで全部見て尚且つ面白かった朝ドラだったわ」などとXは絶賛の声で溢れた。