誤発注で人口超えるチョコの在庫を抱えた離島の店主 奇抜な“処分策”が話題
離島の商店が、発注ミスで人口より多い商品在庫を抱えることに…。困った末に打ち出した企画が評判になり、その行方が注目されている。
人口わずか500人の離島の店が、誤発注で人口より多いイースター・エッグ・チョコレートの在庫を抱える事態に。店主の苦肉の策が、ネット上で話題になっている。『Metro』や『Time Out』が報じた。
■間違って大量発注
スコットランド・オークニー諸島のサンデー島唯一の商店『シンクレア・ゼネラル・ストア』が、3月31日の「イースター(復活祭)」に向けて、イースター・エッグ・チョコレートを発注した。
しかし80個を発注するつもりだったところ、なんと80ケースで計720個も誤発注してしまったという。
島の総人口が500人であることからすると、島民全員で1個半ほどを消化する計算になるが、明らかに供給過多だ。店は大量の在庫を抱えることとなった。
■店頭が在庫の山に
店主のダン・ダフィドさんは自らの発注ミスについて、メディアに「恥ずかしさと羞恥心を感じた」「この島なら80個で十分だと思い注文したのに、2週間前にイースター・エッグで溢れた配送車が来て驚きました」と振り返った。
店頭には現在、主に『キットカットチャンキー』や『スマーティーズ』のイースター・エッグ・チョコレートが数100個平積みされている状態だという。
■在庫を慈善事業に
売り切れないほどの在庫を抱えたダンさんは熟考を重ね、イースター・エッグ・チョコレート100個が当たる抽選券を、1枚1ポンド(約200円)で売り出し、集まったお金はすべてRNLI(王立救命艇協会)に寄付する企画を思いついた。
RNLIは、ボートに関連した事故が起きた際の救助活動を行うボランティア組織で、サンデー島でも地域社会に貢献している団体として知られる。
この抽選は島外の人々にも開かれたためネット上で話題になっており、当選者が手にする100個のイースター・エッグ・チョコレートの行方が注目されている。
■誤発注されたイースター・エッグの山
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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)
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