松本人志・『週刊文春』、「5億5000万裁判」で注視すべき3つのポイント “疑惑”を晴らす証拠は…
松本人志の「疑惑」をめぐる第一回口頭弁論が始まる。今回の裁判で注視すべき「3つのポイント」があって…。
28日、ダウンタウン・松本人志の「疑惑」をめぐる第一回口頭弁論が開かれる。芸能活動も休止して臨む裁判の動向が注目されている。
「5億5,000万裁判」で気になる3つのポイントがあって…。
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■松本が裁判を起こすまでの経緯
まずは、これまでの経緯を簡単に振り返る。
昨年12月末、『週刊文春』で松本とスピードワゴン・小沢一敬らが都内のホテルで女性達と飲み会を開催し、松本が参加した女性に性的関係を迫った疑惑が報じられた。1月8日、松本は自身に関する報道を事実無根とし、裁判に注力するため芸能活動を当面休止すると発表。
人を笑わせることを志してきました。
たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、
何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、
自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、
お笑いがしたいです。ダウンタウン松本人志
— 松本人志 (@matsu_bouzu) March 25, 2024
同月22日、松本が同誌の発行元である文藝春秋に約5億5,000万円の損害賠償を求めて提訴した。3月25日には、「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです」と書面で心境を発表。
「世間に真実が伝わり、1日も早く、お笑いがしたいです」と、芸能活動への思いものぞかせた。
■被害を訴えた女性は証言するか
「5億5,000万円裁判」で注目すべき1つ目は、松本から被害を受けたとされる女性が裁判で証言するかという点。昨年末以降、『週刊文春』は毎週のように、複数の女性に取材し、過去の松本の合コンに関する実態を報じてきた。
告発した女性は10人近くになるが、今回の裁判の争点となるであろう性的行為の「強制」を訴えたのは最初の記事に出たAさんとBさんの2人だ。
彼女達が法廷で証言をするかが鍵になるだろう。
■「疑惑」を晴らす証拠は出るのか
2つ目は、松本側が自身の「疑惑」を晴らす証拠を出すかという点。1月5日には、『週刊女性PRIME』が、被害を訴えた女性が後日、小沢にLINEで飲み会のお礼を送信していたことを報じた。
同誌が「お礼LINE」のスクリーンショットも掲載したところ、松本は自身のXでこの画像をアップ。「とうとう出たね。。。」というコメントを添えて投稿したのだ。
この「お礼LINE」から、松本のファンは「(女性が)嫌がっていなかった証拠」と『週刊文春』の報道に疑問を呈することになった。松本側がどんなカードを出すかも重要となる。
■裁判が長期化する可能性も…
最後は、裁判がどれくらいかかるかに関して。今後の状況次第ではあるが、複数のメディアで「長ければ2~3年になる」可能性が取りざたされている。
1月の活動休止を受けて、松本が出演していた番組は代役を立てたり、番組名を変えるなどして対応し、放送を継続している。ただ、裁判が長期化すれば、松本不在の影響が出る可能性もある。
今後、裁判はどんな展開を見せるのか──。
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(文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)