元木大介氏、巨人が3年間優勝を逃した理由を告白 「コーチ陣をまとめられなかった」
元木大介氏が読売ジャイアンツのコーチ生活を振り返る。ここ3年優勝できなかった理由を告白。
■自らの責任を強調
元木氏は「いや」と選手の緩みを否定する。
そして「どうなんですかね。契約のときでも、『なんで優勝できなかった?』といわれて、『選手やコーチをまとめられなかったです』と。『コーチがまとまらないから選手もまとまらないんです』ということは、僕は言いましたね」と告白。
続けて「僕の責任だと。監督とか選手ではなく、ヘッドコーチの責任だって思いましたね」と自分の責任であることを強調した。
■「バラエティ出演が役にたった」
コーチ経験者の岡崎氏も「コーチって間にいるから大事だよね。監督と選手だけじゃ試合できないもんね」と理解を示す。
すると「とくに今の若い選手、今の選手っていうのは時代も時代なんで。扱い方を間違えるとよそを向いちゃうんで」と元木氏は語る。
岡崎氏が「子供を教えていた経験が役に立っているのでは?」と質問すると、元木氏はタレントとしてバラエティ番組に出演した際の経験が大きく役に立ったことを力説していた。
■ヘッドコーチとして連覇に貢献
元木氏は現役引退後、野球解説者と並行してタレント業に進出。『クイズヘキサゴンII』(フジテレビ系)にレギュラー出演していた。
2019年から原辰徳監督(当時)の要請を受け、1軍ヘッドコーチに就任。チームのセ・リーグ連覇に貢献した。
タレント業からのコーチ転身には批判もあったが、選手とコミュニケーションをとる姿勢など、指導者としての能力を評価する声がある。