ドライブスルーで店員と客が「無意味な暴力行為」展開 請求額の間違いが原因か

マクドナルドの従業員と客が請求額を巡り互いに銃を出し撃ち合いに。アメリカでは同様の事件が頻発している。

ドライブスルー・ファストフード

アメリカのマクドナルドで、客と口論になり従業員の男性が撃たれる事件が起きた。注文金額を間違えたことが発端だったという。『Daily Star』と『Newsweek』が報じている。


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■従業員が撃たれ通報

事件は、テネシー州ナッシュビルのディッカーソン・パイク3300ブロックにあるマクドナルドで起きた。

16日の午前4時30分頃、「マクドナルドの従業員が撃たれた」との通報を受けて警察官が現場に急行。17歳の従業員が負傷しており、「ドライブスルーで客に銃を突きつけられた」と証言したという。

負傷した従業員は一時重症と発表されたが、その後の容態は安定し快方に向かっている。

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■請求額の間違いに立腹

従業員によると、前に男性2人、後ろに女性2人が乗った赤いシボレーのセダンが、ドライブスルーの窓口で注文。その際、従業員との間で支払い金額を巡り口論になったのが原因だったそうだ。客らは「間違った金額を請求された」と就業員を非難していたという。

その後、セダンの後ろの窓が開けられて一人が銃を出し、従業員も反撃して自分の銃を手に。そのため銃撃戦となり、混乱の中で従業員が負傷した。

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■先月も同様の事件が発生

この事件で逮捕者はまだ出ていないが、警察は銃撃に関与したセダンに誰が乗っていたか特定を急いでいる。

店のオーナー兼経営者であるクラーク・グレイさんは、「店で起きた無意味な暴力行為に深い悲しみを覚えています」と声明を発表。犯人逮捕のために、地元警察の捜査に全面的に協力していると述べた。

アメリカのファストフード店で従業員と客が口論になり発砲する事件は、これが初めてではない。先月もジョージア州のバーガーキングの女性従業員が「ハンバーガーにチーズが入っていない」という理由で、客に銃で撃たれる事件が起きている。

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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド

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