阪神タイガースに「不安材料がでてきた」 田尾安志氏がOP戦最下位の現状を分析
田尾安志氏がOP戦で負けが混んでいる阪神タイガースに「不安材料がでてきた」と解説。「1週間で調子を上げることはできる」とも語り…。
■最後の1週間で上向く?
田尾氏は阪神の打撃陣に「開幕までには1週間とちょっとありますけれども、このあいだにどれだけみんなが調子を上げてくるのかというのを、 楽しみにしていきたいなと思いますね」とコメント。
そして「僕の経験からすると、本当に1週間でガラッと変わることはできるというふうに自分のなかでは思っています。ほかの選手もできるかどうかはちょっとわかりませんけれども、 僕は現役のころには最後の1週間、ここでグッと上げていくぞというね、 そういうエンジンのかけ方をある程度、自分ではできたつもりだったんですよね」と語った。
■打線の不振が顕著に
さらに田尾氏は「現状まだ本当に調子が上がってこないタイガースですけれども、来週金曜日にどれだけ調子が上がってくるのか。それを楽しみにしていきたい」と話していた。
セントラル・リーグ優勝候補最右翼の阪神だが、オープン戦は20日終了時点でまさかの9連敗を含む2勝12敗1分け。
田尾氏が指摘するように打線の得点力不足が顕著であることに加え、昨年新人王の村上投手や10勝の伊藤将司投手らも打ち込まれている。