選抜高校野球、大分・明豊の南こうせつ夫婦制作の校歌が話題 「いい曲すぎ」「令和感じる」
開催中の選抜高校野球で、南こうせつが作曲した大分・明豊高校の校歌が話題に。「卒業生でもないのに歌える」という人も。
兵庫・阪神甲子園球場で開催されている「第96回選抜高等学校野球大会」で19日、1回戦の大分・明豊高校と、福井・敦賀気比高校の試合が行われ、1−0で明豊高校が勝利。X(旧・ツイッター)では、同校の校歌が話題となっている。
■プロ選手を多数輩出
大分県別府市の明豊高校は、前身の2つの学校が合併して1999年に開校。
福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手ら数多くのプロ野球選手を輩出している野球の強豪校として知られ、夏の甲子園には9回出場。センバツでは2021年に準優勝しており、今回が3年ぶり6回目の出場となる。
■南こうせつ夫妻が制作
同校の校歌を作曲したのは大分県出身の歌手・南こうせつで、作詞は妻でエッセイストの南いくよ(育代)氏が手がけた。
いわゆる一般的な校歌とは違い、ポップふうの曲調で「はるか 果てしなく長いこの道 君はひとりで 歩きつづける」「希望だけを 支えに 未来を 創る旅 夢を あきらめないで 勇気 自分を信じ 愛を その手で 育てながら」などと歌われている。
■「令和感じます」「めっちゃ今っぽい」
過去の大会で歌われた際にもたびたび話題を呼んでおり、高校野球ファンにはおなじみになりつつある校歌だが、今大会で初めて耳にした人も多かった様子。Xでは「南こうせつ」「明豊の校歌」といったワードがトレンド入り。
ユーザーからは「今どきは校歌も違うもんだなぁ…」「あんなに校歌っぽくない校歌あるんだ」と驚く声や、「ポップスみたいですごいノリノリ」「校歌がポップス調なの令和感じます」「めっちゃ今っぽい」といった声があがった。
■「いい歌すぎ」「爽やか」の声も
さらに、「明豊の校歌いい曲すぎるやろ」「めちゃくちゃ名曲」「校歌もよくって泣きそうになった」「明豊の校歌って爽やかでいいなぁ」と思わず感じ入る人も。
中には、「母校の校歌はもう忘れたのに明豊の校歌は歌える」「他校で唯一歌える明豊の校歌」「卒業生でもないのに明豊高校の校歌歌える人多いよね」という人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)