田代まさし氏、作家の伊集院静さんを追悼 初の映画主演で“入院した記憶”を回顧
直木賞作家・伊藤静さんのお別れ会がきのう18日に実施され、田代まさし氏は過去のエピソードを思い返す。主演を務めた映画『クレープ』についてつづった。
元タレントの田代まさし氏が18日、自身の公式インスタグラムを更新。作家の伊集院静さん(享年73)を追悼し、過去のエピソードをつづった。
■直木賞作家のお別れ会
伊集院さんは小説『大人の流儀』シリーズなどで知られ、1992年に短編集『受け月』で直木賞(直木三十五賞)を受賞した作家。昨年11月に死去し、きのう18日にお別れ会が都内で開かれた。
田代氏は「今日、伊集院静さんお別れ会がありましたが、じつは僕は伊集院静さんの作品『クレープ』という映画の主役をさせていただいたことがあります」と切り出して投稿。
映画『クレープ』は、伊集院さんが原作を担当した1993年公開の作品。中年男性が離婚した元妻に引き取られた娘と久々に再会するという内容で、田代氏は主演を務めた。
■撮影当時を回顧
同作に触れた田代氏は、撮影当時について「初めての映画の主役でものすごく緊張をして、胃潰瘍で入院したことを覚えています」と回顧。
体調を崩すほど緊張したようだが、「伊集院さんの作品に僕が関われたことを大変名誉なことだと思っています」と心境を記し、「御冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。
ハッシュタグでは「#伊集院静 #安らかに #感謝 #クレープ」とつづっている。
■ファン「主演映画ぜひ見たいです」
亡くなった伊集院さんとの関わりを思い返した田代氏。
この投稿には「え、知らなかったです。見たいなあ」「マーシーさん初の主演映画ぜひ見たいです」と期待の声が上がったほか、すでに鑑賞した人ファンから「バラエティーの感じと全然違う、渋い演技が良かったです」と感想が寄せられている。