どれが偽物かわからないポテチに脳がバグる クオリティ高すぎな作品がネットで話題

意外な素材にこだわって…。 超絶リアルなほっこりフェイクフード。

2024/03/16 05:15

■フォロワーさんの反響を楽しみに制作

メガネのおじいちゃんさん

この作品の制作者は、メガネのおじいちゃんさんのお父様(御年78歳)。お父様の趣味の工作が、家族だけ見て処分されてしまうと勿体ないため(今は保管しているそう)紹介しようと立ち上げたアカウントだ。

フェイクフード作品の素材は紙(和紙)とのり。色は塗っていないというから驚きである。和紙という柔らかい優し気な雰囲気のある素材感からか、リアルでありながら、ゆるくてほっこりする作品が多い。

お父様はどのようなきっかけで「和紙」でのフェイクフードを作られるようになったのか伺った。

「ちぎり絵用の和紙を、もう使わないからとたくさん譲り受けたのが最初の出会いです。
その和紙を見ていると卵焼きやハンバーグのような色に見えてきたので作ってみたのがきっかけで、5年ほどになります」

そんなお父様のフェイクフード作品を、ご家族など周りの方々はどう思われているのか。

「和紙のフェイクフードを作っているのは、他にあまり見たことがないし、おじいちゃんが作っているというほっこり感もあり、もっと多くの方に作品を知って欲しいと思っています。
おじいちゃんも今は家族よりSNSのフォロワーさんのいいねや反響を楽しみに制作しています」

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■和紙の色のみで表現することをルールに

お父様にとって、和紙で作るフェイクフードの醍醐味やこだわりは?

「絵の具で色を塗らずに、和紙の色のみで表現することを自分のルールとしています。
あえて紙らしい風合いを残すようにして『一瞬はリアルに見えても、見ると紙だとわかる』『なんだ紙かあ』となるまでが作品の醍醐味だと考えています」

ちなみにお父様が制作したフェイクフードはこれまででなんと800点近くもあるという!

沢山制作されているようだが、お父様にとっての渾身の力作は?

「最近の作品で時間のかかったのは『渡り蟹』お気に入りは『対流する味噌汁』です」

なんとも素敵なおじいちゃんの作る和紙のフェイクフード。これからも超絶リアルでありながらもどこか温かくなる作品で、私たちを楽しませてくれるはず…!

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(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ

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