反抗期迎えた10代娘の日記に「ママは役立たず」 立ち直れない母親に名アドバイス
「難しい年頃の娘をきちんと理解してやりたい」。そんな気持ちで日記を盗み読みしたものの、そこには自分に対する批判の言葉が…。
思春期真っ只中で、とにかく扱いにくい娘…。「せめて何を考えているのか知りたい」と考え勝手なことをした母親が、娘の本心を知ってショックを受けた。
■娘との関係に悩む母親
娘を大事に育ててきた女性が、想像もしていなかった厚い壁に直面し戸惑っている。娘が10代になり、思春期と反抗期に突入。気分の浮き沈みがやけに激しくなり、扱いにくくなったのだ。
少し前にも娘は家を飛び出し、女性を驚かせたばかり。「せめて気持ちを理解したい」「手がかりになるものはないか」と考え娘の部屋に入った女性は、日記帳を発見。たまらずそれを読み、何ヶ月も前から娘に嫌われていたことを知った。
■ひどい言葉に衝撃
日記には「ママを尊敬する気持ちなんてない」「専業主婦だし怠け者。役立たず」「私は歌手になりたいのに、ママは阻止する気らしい」「自分が成功できなかったからって、私に嫉妬しているに違いない」などと書かれていた。
それらを読んだ女性は衝撃を受け、思わず号泣。その日からというもの、娘と目を合わせて話をすることもできなくなったという。
それでも娘との関係は修復したい。「日記を読んだ」とまずは伝えて話し合いたいが、事実を知れば娘はなおさら荒れるだろう。どのように事を進めるべきか分からず困った女性は、イギリスのメディア『Daily Mail Online』の悩み相談コーナーで助言を求めた。
■「盗み読みは駄目」と回答
回答者は女性に同情しつつ、「人の日記、メッセージ、メールなどを読んでは駄目です」「気持ちを書き綴ったお嬢さんにとって、盗み読みは裏切り行為に他なりません」と指摘。「日記を読んだよ」などと決して伝えないよう助言している。
また「嫉妬なんてしていない」と言うのではなく、「応援しているんだよ」と示してあげるほうが良い。気分にムラがあるのも思春期においては普通であり、「親にはどうしようもない」と割り切ることも大事なのだと、回答者は説明した。
■成長に伴い変化も
回答者はさらに「怠け者」「役立たず」といった悪口については、「忘れるに限る」と断言。「お嬢さんはフラストレーションと怒りを表現しているだけ。成長するにつれて感情は変わっていくもの。あなたに愛され支えられていると感じれば、変化が生じるでしょう」と予測している。
詮索などしても、決して良い結果は期待できない。娘に親の期待を押し付けるのではなく、認めてやることに集中する。そういう姿勢が大事なのだと、回答者は締めくくった。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)