北海道日本ハムファイターズ投手陣が球速アップした要因は? 岩本勉氏が独自分析
岩本勉氏が北海道日本ハムファイターズ投手陣の球速がアップしている理由を分析した。
野球解説者の岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネルで北海道日本ハムファイターズ投手陣の「球速アップの要因」を分析した。
■ファイターズ投手陣の球速アップに岩本氏が…
オープン戦で杉浦稔大投手が159キロ、田中正義投手と北山亘基投手が157キロを記録するなど、投手陣の球速がアップしていることについてトークした今回の動画。
岩本氏は「僕の持論を言っていい? スピードガンの感度が良くなってんねん、なんてね。 でも、これはないとは言えない。トラックマンとかすごく初速をとらえるのは良くなっていて」と指摘。
そのうえで「ずっとスピンまで追いかけられる機械があるわけでしょ。スピードガンの機械もすごくそれを捉えるのが有能になった機械があるので。 1、2キロは速くても、それは辻褄的に納得がいく」と解説した。
■球速アップの要因は?
その後岩本氏は159キロを記録した杉浦投手について独自の解説を加えたのち、「それにしても球が速くなったよな。これは著しい」とコメントする。
そして「ちまたで最近ちょっと取り沙汰されているのが、小山田トレーナーの影響かという噂が流れてきてんねん。トレーナーのアドバイスの影響で発揮できる能力が変わるとなると、今はだいたい股関節だと思う」と指摘。
続けて「股関節から爆発的な能力をそのまま連動させて上半身、そして腕に持っていくというのは、何度も反復しながら。今はなんでも数値化できるじゃないですか。『こういうことか』と納得したときにパフォーマンスが上がるっていうのはあると思う。そこに誘導する小山田トレーナーの技術もあるんじゃないかな」と持論を展開した。
■科学的見地を説明できている
さらに岩本氏は数値化することによって選手のモチベーションが上がっていることを指摘し「そういう作用がもともとボールが速い、じつは強いボールを投げられる選手たちが、潜在する能力を発揮できているのではないかと」とコメント。
また、「研究をしてから練習をする。姿勢が変わるもんね。そういう意味では小山田トレーナーがスポーツ医学、科学をしっかり説明できているのかなと思うね」と語っていた。
■150キロを超える投手が揃う
ファイターズ投手陣は札幌ドームで行われたオープン戦で杉浦投手が159キロを記録。また山本拓実投手も横浜スタジアムで156キロを記録した。
さらに北山投手、田中投手など150キロを超える球の速い投手が揃いつつある。