阪神タイガース、オープン戦9連敗も「まったく心配していない」 掛布雅之氏が断言
オープン戦9連敗を喫した阪神。掛布雅之氏は「まったく心配していない」と語る。その理由とは…。
■9連敗に掛布氏が持論
阪神がオープン戦で9連敗したことを質問された掛布氏は「阪神の昨年1年間の戦い方というのは、投手力中心とした守る野球というリズムで勝ったチームです」とコメント。
続けて「ですから、今年オープン戦がスタートするうえで、岡田監督が1番心配していたのが、先発投手陣がある程度ゲームで投げられる、そういう状態かどうかだと思うんですよね」と指摘した。
■伊藤投手を心配
掛布氏はさらに「先発メンバーの投手陣はそこそこきちっとした形で投げられていますので。たぶん開幕投手である青柳もそんな状態は悪くない」と解説する。
そして「僕は心配なのが伊藤将司が2回の登板でボールが高めに浮いているな、真ん中に集まるなと。 伊藤将司が心配な部分はあるんですけども、岡田監督の頭の中には、開幕ローテーション6人の先発メンバーは、去年の実績からして、ちゃんとはまりましたので」とコメント。
そのうえで「もしも6人のメンバーにアクシデントなり、調子が上がらなければ 、門別という2年目の左ピッチャーもいますので。 オープン戦で勝てない、9連敗をした阪神ですけども、僕はまったく心配しておりません。岡田監督も心配していないと思います」と語った。
■伊藤投手に5回無失点に安堵
その後、撮影中に行われた13日のオープン戦・千葉ロッテマリーンズ対阪神タイガース戦で、先発した伊藤将司投手が5回無失点だったことが掛布氏に伝えられる。
すると掛布氏は「もうこれで岡田監督も安心したんじゃないですか。僕も1番心配していましたので、映像を見ていないので、内容がわかりませんけども」と安堵した表情を浮かべる。
そして「69球で5回を0で抑えたんであれば、開幕の2戦目は伊藤将司でくる可能性が高くなった。当確なのかな」と持論を展開。
さらに「開幕3連戦、次の6連戦。 このあたり9試合の戦い方というのが、 岡田監督は見えてきたんじゃないですかね」と語っていた。