隣人に「うちの子をお宅のペットと遊ばせて」と頼まれた男性 拒否しご近所関係が悪化
「私だって、自分だけの時間が欲しい」という勝手な理由で、子守を押し付けようとした隣人。男性は事情を説明し丁寧に断ったが、理解してもらえなかった。
「困ります」と断る男性と、諦めず食い下がる隣人。「最後はとんでもない暴言を吐かれた」という書き込みが、ネット掲示板で話題を集めている。
■ペットに囲まれて暮らす男性
アメリカ・ウィスコンシン州で看護師として働く男性は、小さな町で犬と猫に囲まれて静かに暮らしてきた。隣人らは愛想がなく、言葉を交わすこともほとんどないという。近くの貸家では大人2人と子供2人が暮らしているが、男性に出会っても手を振ることさえないのだ。
そんな中、好きなビデオゲームのロゴ入りTシャツを着て芝刈りをしていた男性に、隣家で暮らす女性が珍しく声をかけた。「大きな家ね」と言われた男性は「ペットが多いもので…」と答え、短い会話のあと芝刈りを再開したそうだ。
■図々しい要求に唖然
芝刈りを終えてしばらく経った頃、男性宅のドア前に隣家で暮らす子供たちが現れノックを始めたが、男性は開けることを拒否した。男性は同性愛者で、人からあらぬ疑いをかけられることもある。そのため保護者同伴でない子供とは、接触しないようにしてきたのだ。
しかしその後、今度は子供たちの母親であり、芝刈りの際に話しかけてきた隣人女性が男性宅を訪れた。男性が仕方なくドアを開けたところ、隣人女性はいきなり文句をまくしたてた。
「うちの子を無視するなんてひどい。お宅のペットと遊びたがっていたのに」と言うのだ。男性が事情を説明し「それにペットは玩具じゃありません」と伝えたところ、隣人女性は「ならお宅でゲームをさせてほしい」と言い始めたという。
■キレて暴言を吐いた隣人
男性はもう一度「保護者同伴でない子供は家に入れない」と説明したところ、隣人女性は怒り出して「彼氏に捨てられた」「家賃も払えない」「私だってひとりの時間が欲しいのよ」などと返したそうだ。
男性は同情したものの、子守を断られた隣人女性は「隣人が同性愛者だなんて…」などとわめき出したため、男性は耐えられなくなりドアを閉めた。ショックを受けた男性は経緯をネット掲示板『Reddit』に投稿し、意見と助言を求めた。
■「隣人が変」という意見
ユーザーらは「あなたは悪くない。隣人女性は変だ」と判断し、「ひとりの時間が欲しいなら親や兄弟・姉妹を頼るべき」「大家に連絡して、『ハラスメント被害を受けた』『同じことが続くようなら通報するつもり』と伝えてはどうか」といった意見を寄せた。
日本でも、近所の子供が勝手に遊びに来るといった問題は珍しくない。保護者との話し合いが難しい場合、町内会の役員や子供が通う学校に相談する方法もある。
・合わせて読みたい→荒れた庭について近隣住民から嫌味な手紙が… 事情を抱える男性が悲痛
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)