ドライアイス入り口中清涼剤を口にした客が吐血や嘔吐 レストランが食後に提供し…
インドのレストランで、食事後の口直しに提供された口中清涼剤。しかしそれにドライアイスが混入しており、口にした客が病院送りになった。
インドのレストランでは、伝統文化として、食事後に口直しの口中清涼剤が提供される。しかしこの度、ドライアイスが混入しており…。痛ましい事故の話題を、『AsiaOne』などが伝えた。
■口中清涼剤で嘔吐
インド・ハリヤーナ州のグルグラムにあるレストランを、グレーター・ノイダ在住のアンキット・クマールさんとその妻、そして4人の友人が訪れた。
しかし飲食後に配布された口中清涼剤を口にした5人が、吐血や嘔吐の症状を訴えた。2日に入院するも、2人が重体だという。
クマールさんのみがこの口中清涼剤を口にしておらず、事態を受けて警察に被害届を提出した。
■カフェオーナーは逃亡中
インド警察は5日、ガガンディープと名乗る当該レストランのマネージャーを、傷害罪の容疑で逮捕した。警察の取り調べで、ガガンディープ容疑者は「口中清涼剤の中にドライアイスが誤って混入されたのは、レストランのスタッフの過失によるものだ」「(事故が起きてしまったことは)不運だった」などと供述していることが分かった。
警察は、現在も逃亡中のカフェオーナーを捜索している。
■「ウェイターは余計なことを…」
ドライアイスは二酸化炭素の固体で、通常は冷却材として使用される。飲み込むと食道や胃に重度の火傷を負い、死に至る可能性もある危険な物だ。
ネットユーザーからは「インド料理ではよくあること」「店側は自分たちの過失を認めたくないようだ」「客を吐血させるとは、口中清涼剤を提供したウェイターは余計なことをしてくれた」など、さまざまな声が上がっている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・田中サワ)
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