ネコ型配膳ロボットが“里親”募集、一体なぜ… 「生みの親」が明かすエピソードが最高
お馴染みのネコ型配膳ロボット「BellaBot」が”里親”募集のキャンペーンを実施。気になる経緯を取材した。
■気になるキャンペーン実施の経緯
DFA Roboticsの広報担当者によれば、昨年2月にもロボットの期間限定特別価格レンタルプラン「行楽シーズン応援キャンペーン」を実施したという。
今回のレンタルサービスを実施した経緯に関して、広報担当者は「直近コロナの状況も落ち着き、花見やレジャーといった国内外からの観光客が増加するシーズンを前に、人手不足に悩む飲食店・ホテルを応援するキャンペーンとして実施いたしました」と説明する。
2020年のコロナ感染拡大によって、ホテルや飲食業界から離れてしまった人も少なくない。状況が回復するにつれて、国内外から多くの客が訪れる一方、供給側は人手不足に悩まされている。
そんな時、ネコ型配膳ロボットのレンタルサービスはまさに救世主となるに違いない。
■ホテルや飲食店のピンチを救う?
先述したように、ロボットのレンタルサービスはホテルや飲食店に向けたもの。「ベラボット」は従業員の役に立つ機能を秘めているようだ。
広報担当者からは、「人手不足の解決策として、身体的負担の大きい配膳・下げ膳(空いた食器を下げてテーブルを片付ける作業)業務をネコ型配膳ロボット『BellaBot(ベラボット)』に任せられます。働き手が集まらない中、少ない人数でも店舗運営できるようご活用いただいております。また、ホテル内のお土産店で、ディスプレイでCMを流す販促目的のご要望もいただいたことがございます」という心強い回答が寄せられている。
4月から、ファミリーレストランだけでなく、様々な場面でネコ型配膳ロボットの笑顔が見られそうだ。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)