『ドラゴンボール』“ベジータ”堀川りょう、急逝した鳥山明さんにメッセージ 「まだ逝くには早すぎる」
鳥山明さんの訃報を受け、『ドラゴンボール』でベジータを演じる堀川りょうがメッセージをつづった。『ドラゴンクエスト8』で主人公を演じた梶裕貴も悼んでいる。
■「まだ逝くには早すぎる」
『ドラゴンボール』のアニメシリーズで、主人公・孫悟空のライバルで後に仲間となるサイヤ人の戦士・ベジータの声を長年演じている堀川。
「正に晴天の霹靂(へきれき)、今もとても信じられない思いで一杯です」と突然の訃報に驚く。
「作品も新しい展開が始まったばかりです。これからハラハラドキドキの物語が紡がれていくはずだったのに。あまりにも突然過ぎます。残念でなりません」と惜しみ、「素敵な作品を生んで頂き、本当にありがとうございました。ゆっくりお休みください」とつづった。
続く更新では、「では、ベジータから」として、「きさま! まだ逝くには早すぎる!!」とメッセージをつづり、「合掌」と結んでいる。
■「一生の誇り」
また、鳥山さんがキャラクターデザインを手がけたRPG『ドラゴンクエスト8』の主人公の声を演じた梶も公式Xを更新。
「鳥山明先生。たくさんの夢と希望をありがとうございました。悟空とクロノは、僕の青春です。これからも」と、同じく鳥山さんがキャラクターデザインを手がけたゲーム『クロノ・トリガー』にも触れる。
続けて、「そして、ドラクエ8の主人公の声を担当させていただけたことは、自分にとって夢のような出来事であり、そして一生の誇りです」と感謝を示し、「ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
■ファンからも悲しみの声
追悼のメッセージに、ファンからも「あまりにも突然すぎてあまりにも早すぎる…」「もっと先生の作品が見たかったです…」「ドラゴンボールは俺の人生のバイブルです」「ドラゴンボールで人生を救われた人がこの世にどれだけいるか分かりませんが、自分も間違いなく現在進行形でそうです」と悲しみの声が寄せられている。