披露宴で酔った客が花嫁にタックル ゲストにも暴行加え逮捕に
披露宴会場で暴れ、花嫁に突進した男。椅子を投げ飛ばして会場のドアを壊したほか、他のゲストにも襲いかかった。
カップルの門出を祝う大事な席で、酔ったゲストが暴走。よりによって花嫁に飛びかかり大暴れした容疑で逮捕されていたことを、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。
■披露宴で40代の男が暴れる
アメリカ・フロリダ州で暮らすカップルが結婚し、2月24日に同州ラーゴにて披露宴を開催した。ロンテ・ストークス(45)という男も招待され出席していたが、なぜか腹を立てて花嫁に難癖をつけ、口論になって完全に理性を失った。
このとき花嫁は、ストークスに突き飛ばされて転倒。それでも怒りが収まらないストークスは近くにあった椅子を持ち上げ、ガラスドアに投げつけて叩き割るなどした。
■他のゲストにも暴行
すぐに関係者らが動きを封じたものの、ストークスは一向に落ち着かない。そこで外に連れ出そうとしたがやはり暴れ、同じ式に出席していた自身の実母、姪、義理の兄弟に暴行を加えて逮捕された。
ストークスと花嫁の関係については報じられておらず、何が原因で喧嘩になったのかも不明。ただストークスは以前から気性が荒かったとみられ、2014年にも暴行罪で有罪判決を受けている。
■類似事件が後を絶たず
酒に酔ったゲストが披露宴で暴れるケースは、珍しくない。昨年はニューヨーク州で開催された披露宴で男(46)が酔って暴れ、とんでもない行動に及んだ。
男はその日、悪酔いして他のゲストと口論に。また女性ゲストの体を無理やり触るなどしたため追い出されたが、その後にライフルを持って会場に戻った。怖がるゲストらが悲鳴を上げるなか複数の客に取り押さえられ、直後に当局に身柄を確保された。
■酒を出さない選択肢も
結婚披露宴では酒を出し乾杯するケースが多いが、泥酔したゲストや悪酔いした親族が大事な客に絡むといったトラブルも起こり得る。
このような問題を回避するため、ノンアルコール飲料とソフトドリンクのみ提供するカップルもいるほどだ。ウェディングプランナーに相談すれば、さまざまなプランを提案してもらえる。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)