意地悪な姉が「私は不妊症だから代理母になって」 断った妹に家族が激怒
親に甘やかされ、意地悪に育った姉。しかし自身が不妊症と判明すると、持病がある妹を頼って「私の代わりに妊娠・出産を」と求めた。
ハイリスクな出産を終えた妹に、不仲な姉が「代理母として私の子供を産んで」と言い出した。断ったところ、怒った両親から「お前はわがままだ」と責められ困っている女性が、ネット掲示板で助言を求めた。
■特別扱いされていた姉
海外で暮らす女性(31)の両親は、昔から姉(33)ばかり可愛がった。姉は外見がよく、勉強も運動も得意で、両親にとっては自慢の娘だったのだ。
その一方で、女性は両親が避妊に失敗して生まれた子供ということもあってか、姉のように大事にされることはなかった。心臓病で手術を受けた時には、「お前のせいでどんどん金がなくなる」となじられたという。
そんな様子を見て育ったせいか姉も意地が悪く、女性につらく当たる。長いあいだいじめられ苦しんだ女性は、家族から離れたいと思うようになった。
■祖父母の援助を受け進学
「遠くで暮らしたい」と考えた女性は、祖父母に頼んで進学に必要なお金を出してもらい、実家から離れた場所にある大学に進学。そこでグレッグさんという男性と恋に落ち、卒業後に結婚式を挙げた。費用はグレッグさんの両親が用意してくれたが、女性の両親は式にも来なかったそうだ。
それでも幸せな結婚生活を送るなかで女性は妊娠し、心臓に持病があるためリスクはあったが、男の子を出産。だが直後に愛する祖父が体調を崩したことから、女性はグレッグさんと話し合って実家の近くに拠点を移した。
■姉の依頼に衝撃
そんなある日のこと、やけに優しくなった両親が女性たち夫婦をディナーに招待。苦手な姉も参加し、女性に会うなり「プレゼントがあるの」と言ってカードを差し出した。過去を反省し謝罪したいのかと思った女性だったが、カードを読んで唖然とした。
カードには「おめでとう。あなたを代理母に選んであげる」と書かれていた。話を聞いたところ姉は不妊症で、妊娠も出産もできない。そこで女性に白羽の矢を立てたと言われたが、女性には持病があり再びの出産は難しい。断ったところ両親は女性を責め、「わがままだ」「家族のためならリスクも冒せ」と言い出した。
ショックを受けた女性はネット掲示板『Reddit』に、「言うことを聞かない私が悪いのでしょうか」と書き込んだ。
■「引っ越しを」の声も
ユーザーらは「たとえ健康であっても断っていい」「代理母が必要なら、他の誰かを雇えばいい」と女性を励ますコメントを寄せた。
またあるユーザーは「家族のためならリスクも冒せ」という両親の言葉に注目し、「『あなたたちは私の家族じゃない』『夫、息子、祖父母が私の家族です』と言ってやるべきだった」と指摘している。
そして今後については、「地元を離れたほうがいい」といった意見も書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)