『Deep Rock Galactic:Survivor』プレイレビュー 心をドワーフにして採掘に魂を燃やすサバイバーライク
あの名作ドワーフFPSがサバイバーライクに衣替え。『Deep Rock Galactic: Survivor』で屈強なドワーフになってきました。
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■個性あふれるドワーフたち
本作では選べるクラスが4つあり、原作同様スカウト、ガンナー、ドリラー、エンジニアの4人です。
それぞれに能力や武装の違いがあり、スカウトは機敏で武器の取り回しが良好、ガンナーは集中火力、ドリラーは属性武器と掘削特化、エンジニアはタレットなど自律兵器の扱いに優れている、といった具合です。
例えばスカウトの初期武器は標準的なライフルで360度に撃つことができますが、ガンナーのパワードミニガンは自分の前方にしか撃つことができない代わりに、超火力で大型の敵すらハチの巣にできます。
ドリラーは名前の通り他のクラスよりも掘る能力に優れていて、複雑なマップを自由に掘り進むことができますし、エンジニアは大量のタレットやドローンを配置した防衛力に優れています。
まだ早期アクセスという事もあって武器間のバランスは粗削りですが、どのクラスにも強力なビルドがあって、新しい武器目当てでいろいろ試したくなるんですよね。
ドワーフたちはみんな個性的なのですが、私は本家でも愛用していたドリラーをメインで遊んでいます。
鉱物や壁を掘るのが早いということは、様々な場所で応用が効きます。他のサバイバーライクにはない、このゲームならではの楽しみを味わうにはもってこいのクラスだと思いますよ!
■追加要素に期待大
本作は現在早期アクセスですが、すでに基本システムはかなり洗練されていて、執筆時点でSteamにおいても13,000件のレビューと「非常に好評」の評価を獲得しています。
一方で、ゲームモードは現状では「ドレッドノート退治」しかないので、本家にあった回収や精錬ミッションなどが追加されれば、さらに遊びの幅は広がりそうです。
また、同じようにハザードレベルやミューテーターによるランダムな異常発生、特殊イベントなどが増えることで、周回する度に違った面白さが味わえると思います。
それから、やっぱり仕事の後のビール、欲を言えばドワーフや武器の見た目を変えるコスメティックアイテムなんかもほしいですよね…(早口)。
とはいえ、リリースから現在までアップデートのペースは早いので、上に挙げたような要素が追加される日もそう遠くはなさそうです。
それまでの間、本家DRGで再び遊んで待っていようかな…。
オリジナルのDRGにハマった人にもオススメできますし、サバイバーライクが好きな人、ドワーフになって地下世界の覇者になりたい人は本作で遊んでみてはいかがでしょうか。
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(文/Sirabee 編集部・幽霊坂ゆらぎ)