『Deep Rock Galactic:Survivor』プレイレビュー 心をドワーフにして採掘に魂を燃やすサバイバーライク
あの名作ドワーフFPSがサバイバーライクに衣替え。『Deep Rock Galactic: Survivor』で屈強なドワーフになってきました。
しらべぇ読者の皆さんこんにちは。皆さんはドワーフといったら何を思い浮かべますか?
私は「ドワーフ鉱夫」か「ドワーフの爆風掘り」が出てくる系VTuberの幽霊坂ゆらぎです。
今日はそんな、世代を問わずファンタジー世界では引っ張りだこの種族「ドワーフ」が活躍するゲーム『Deep Rock Galactic: Survivor』をレビューしていこうと思います。
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■名作FPSがあのジャンルに参戦
本作は2月14日からSteamで早期アクセスが始まったサバイバーライクなオートシューターで、超ざっくり言うなら「ドワーフが石を掘ってお宝を集めるVampire Survivors」です。
知っている方も多いと思いますが、元々は『Deep Rock Galactic(以下:DRG)』という4人協力型のFPSがあり、それが近年流行中のサバイバーライクゲームとして生まれ変わったのが本作になります。
原作となったDRGでは、危険な生物あふれる惑星ホクシーズを舞台に、プレイヤーの分身であるドワーフが希少な鉱物を求めて地下深くへのダイブを繰り返します。
最大4人のマルチプレイに対応しており、仲間との協力や、クセの強い性格のドワーフ、身体が爆発するほど刺激性のビールなど、一度遊んだら忘れられない強烈なインパクトで、今なお多くのプレイヤーに遊ばれています。
また、DRGの開発元であるGhost Ship Gamesはそのドワーフへの強すぎる愛情で、Steamに「ドワーフ」というタグを追加させた立役者でもあります。
私も過去に同作でドワーフ生活をしていたことがあったので、今回の新作発表を聞いた時は非常にワクワクしました。
■「原作通り」なのに新しい
人気FPSがサバイバーライクにフルモデルチェンジしたとはいえ、元々のDRGが持っていた魅力や独自要素はしっかりと本作にも受け継がれています。
原作同様、プレイヤーはマップに点在するレア鉱物や原生生物の親玉を探して、危険がいっぱいのマップをおっかなびっくり探索するのですが…。
壁を掘削して道を大幅にショートカットしたり、大きな岩盤に穴を掘り、即席のトーチカを作って敵を迎え撃つことができる点は、まさに「原作通り」。
そこら中にある岩壁を障害物として使うも自由、掘って道を作るのも自由、このあたりのオリジナル要素は、他のサバイバーライクゲームとは一線を画す点ではないでしょうか。
それに、本作の舞台も本家DRGに引き続き惑星ホクシーズで、出てくる鉱物もナイトラやモーカイトなど馴染み深いものばかり。
ゲームのジャンルが変わっても、DRGで遊んでいたプレイヤーは違和感なく世界観に入り込むことができそうです。
ちなみに、サバイバーライクとしての完成度が非常に高い作品なので、原作を全く知らなくても問題ありません。
一人のドワーフになりきって、危険な洞窟から希少鉱物をたくさん持ち帰ってやりましょう!