かまいたち濱家隆一、番組内での発言を謝罪 薬剤師について「役割を知れた」の声も
番組内での薬剤師に関する発言を、かまいたち・濱家隆一が謝罪。薬剤師のユーザーからは、「問題提起をしていただいた」「本当の仕事を知っていただけて嬉しいです」と感謝のコメントも。
お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一が1日、自身のX(旧・ツイッター)を更新。番組内での薬剤師に関する発言について謝罪した。
■調剤薬局の話題に
2月28日放送の『これ余談なんですけど…』(ABCテレビ)では、「イライラする時間」をテーマにトークする中で、調剤薬局の話題に。病院で診察を受けた後で処方箋を持って行くと、薬剤師から「どうされたんですか?」などと症状について質問されることを、「関係ない」「さっさと渡してほしい」「全然いらん時間」などと話し合った。
この話題に、濱家は「薬剤師さんも医療に携わってるから、“医者憧れ”みたいなのがあるのかな」と共感していた。
■事故を防ぐための確認
しかし日本調剤の公式サイトによると、薬剤師が患者に症状などを質問するのは、薬の副作用の発見や、市販薬やサプリメントなどとの飲み合わせの確認といった意味が。また、同じ薬でも体調によって飲み方が変更になるケースもあり、事故を防ぐために確認していることを説明。「皆さまの安全を守るために症状を聞き、ご説明させていただいておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします」としている。
実際にSNSでも、薬剤師が疑問点に気付いて確認したことによって、病院側による処方箋の誤りが判明したといった経験談も多くみられる。
■「重要性を再認識」の声も
濱家は、「処方箋の件、考えなしに失礼なこと言ってしまいました。薬剤師の皆さん、本当にすみませんでした」と番組内での発言を謝罪。
この投稿に、薬剤師から「薬剤師の本当の仕事を知っていただけて嬉しいです」「問題提起をしていただいたと思っています! ありがとうございます」「薬剤師からすると、完成した車がきちんと走るかチェックしてるくらいに思ってくれればありがたいですね」「無駄だって思ってる人が多いのは事実だから、むしろ話題にして考え方を改めてくれる人が増えたら嬉しい」とコメントが寄せられた。
また、ファンからは「おかげさまで話しかけてくる理由が分かりました」「濱家さんのおかげで薬剤師さんの重要性を再認識したので逆によかったです」「薬剤師さんのお仕事の大切な役割を知れたんで結果プラスになりました。ありがとうございます」といった声もみられた。
■馬場園梓も謝罪
調剤薬局の話題については、番組にゲスト出演していた元お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓も「(薬剤師に)言ったって薬が変わる訳じゃない」などと話していた。放送翌日の29日、自身のXで「薬剤師をやってる友達から我々の仕事は医師が処方した薬を最終チェックする役目があるんやで! と言われました」と投稿。
「あくまで決定権とかはなく、保管してる薬の中から言われたやつを出す仕事やと思ってました! 薬剤師の皆さま、すいません! いつもありがとうございます」と謝罪していた。