岡田彰布監督は阪神タイガースの抑え投手を誰にする? 高木豊氏が独自見解
岡田彰布監督は阪神タイガースの今季抑えに誰を起用する? 高木豊氏の見解は…。
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで、岡田彰布監督が考えている阪神タイガースの抑え投手について語った。
■阪神の戦力を分析
阪神タイガースの戦力を分析した今回の動画。
森藤恵美から「キャンプのときに岡田監督と、どんなことを話されたんですか?」と質問された高木氏は「ピッチャー、先発の伊藤将司、加治屋、 石井とかね、そうそうたるメンバーがオープン戦初戦から投げるわけよ」語る。
続けて「監督に『良いピッチャー投げさせますね』と言ったら、『これしかおらんのよ』って。若手が競争から外れているから。『若手も使いたいんやけどな、本当にこんなの(良いピッチャー)しかおらんのよ』みたいな。ぜいたくな悩みだよ」と話した。
■中継ぎ投手もローテーション制?
中継ぎ投手について高木氏は「14人中8人しかベンチに入れない。それを聞いたんだよ、岡田監督に。そしたら『おうよ』って。だけど、1年間通して中継ぎが元気でいるわけないし、 言ってた通りだね。予備軍でやっておいてくれれば、すぐ入れ替えるし」と解説。
そして「(岡田監督が)『そういう入れ替えでローテーションが組めるよな』と言って。だから、心強いと思うよ。もちろん疲れもあるし、登板過多になったピッチャーをちょっと休ませて、このピッチャーで補うとか、そういうのができるメンバーがいる」と語った。
■抑え投手は誰に?
話を聞いた森藤は「クローザーのことはなにもおっしゃっていなかったですか?」と質問。
これに高木氏は岡田監督の話として「クローザーはゲラかなって。ゲラがハマってくれたらいいなと。岩崎・岩貞と経験者は持っているから、ゲラが行ってくれたらええけどな(と言っていた)」と新外国人のハビー・ゲラ投手を挙げていた。
■24日のOP戦で無失点
ゲラ投手は最速163キロの右腕。野手としてメジャーリーグに入り、投手に転向した経歴を持つ。
24日に行われた中日ドラゴンズとのオープン戦では、1イニングを無失点。高速牽制球で1塁ランナーをアウトにする場面もあった。
阪神には昨年35セーブの岩崎優投手や湯浅京己投手もいるが、高木氏によると岡田監督はゲラ投手を抑えに起用する意向を持っているようだ。