すき家、商品写真とまるで違う「新商品」に落胆 イカの味こそ良いがマグロの食感が想定外で…
すき家の新メニュー「海鮮ちらし丼」。早速食べてみたすき家好き記者の正直な感想をまとめる。
■食べてみての正直な感想
しかし、まずマグロを味わおうとすると、あることに気がついた。まだ身が解凍できておらず、口に入れるとシャリシャリ感が残っているのだ。切り身同士も凍ったままくっついている物が多く、醤油を使って解凍するか、全体をミックスしてなじませるしかない。
また錦糸卵も、容器から出した形のままのようにも見え、円柱形を維持している。ふわっと広がる錦糸卵が映えていた商品写真とは、だいぶ盛り付けの印象が違う。この2点は正直残念に思ったポイントだ。
一方でイカは良い。噛むごとに甘さが広がり、絶妙なねっとり食感はさらに食欲を誘う。
■テイクアウトも同様…こういう仕様?
そして完食。素材の味自体は良く、満足感こそあったものの、やはりあの凍ったマグロだけは気になった。もしかするとミスの可能性もあり、テイクアウトでもう一つ注文し、自宅に持ち帰って食べることにした。
約5分、自転車を走らせ自宅で開封。少し時間が経ったので改善しているかと思いきや、ここでもマグロはまだ凍っており全体の食感を阻害していた。店で食べたのと状況は近かったのだ。
記者はすき家の福袋を毎年買い、入っている金券で毎回食事を楽しむほどすき家を愛している。この新メニューにも大きな期待を寄せていただけに、少々がっかりしたのは事実だ。
一方で、慌ただしいランチタイムに行ったこと、そしてまだメニューが始まったばかりでオペレーションが行き届いていないことも要因にあるかもしれない。ネットでは好評の声も上がっているので、記者もこのメニューを応援すべく、また時期を見て再トライしたいと思っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)