埼玉のSAで発見した謎のラーメン、トッピング7文字に目を疑う 「埼玉県民の主食」に他県民が驚愕
埼玉県のSAで販売中のラーメン。目を疑うトッピング「そこらへんの草」に対し、多数のツッコミが相次いでいる。
■それにしてもこのSA、ノリノリである
上里サービスエリア下りは何をやっているんですか…pic.twitter.com/K4hB0XkHOG pic.twitter.com/0XDW3Ft21f
— 綾織 洛@3/23旅チケット8川口_旅12b (@daed_a_lus_) February 5, 2024
話題の「そこらへんの草らーめん」(1,310円)は2023年12月26日より販売開始となったメニューで、上里SA(下り)内にある「蔵仕込みらーめん KURA」にて販売中。
同メニュー誕生の経緯について、西武レクリエーション担当者は「映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の公開を受け、当施設でも何か関連メニューを販売し、埼玉県を盛り上げることができないか…と考え、考案しました」と、説明している。
なお「そこらへんの草」の正体は深谷ねぎ、にら、水菜、万能ねぎ、にんにくであると判明。これらの「草」が店舗のオリジナルらーめんスープ、姫豚(地元・神川町のブランド豚)と化学反応を起こし、絶品ラーメンを実現させたのだ。
店舗の担当者も「味噌らーめんスープを大地に見立て、具材に草を連想させる野菜を使用しました。ニンニクをガツンと効かせたスープが食欲をそそる、当店オリジナルメニューです」と、太鼓判を押している。
■価格設定にそんな背景が…
今回話題となったポストの写真を受け、同ラーメンを「翔んで埼玉非公式メニュー」と認識していた人もいるようだ。
しかし、西武レクリエーションからは「グループ会社である西武鉄道株式会社が昨年11月に『翔んで埼玉コラボスタンプラリー』を開催したご縁があ
り、『草らーめん』メニューも東映様に公認を頂いております」との回答が得られており、まさかの「公認メニュー」であったと判明。いずれの関係者も、完全にノリノリである。
X上で大きな話題となったことを受け、西武レクリエーション担当者からは「『そこらへんの草らーめん』に興味を持って頂き、またXに投稿して頂き、ありがとうございます。埼玉県『上里 SA 下り線』スタッフ一同より、愛をこめて感謝申し上げます」「今回のご投稿をきっかけに、埼玉県に足を運んで頂けるお客さまが増えると幸いです。関越自動車道・上里 SA下り線へお立ち寄りの際は、ぜひご賞味ください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております」というコメントが寄せられていた。
なお、草らーめんの 1,310 円という価格は「さいたま=310」の語呂合わせとなっているそうで、もはや恐怖を覚えるレベルのこだわりぶりである…。期間限定メニューではあるが、販売終了時期は未定とのことで、早めにチェックしておきたい。
「そこらへんの草」を食べれば、名実共に立派な「埼玉県民」である。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
現在は都内在住だが、油断すると大事な書類に埼玉の住所を書いてしまうのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)